「マーキュリー通信」no.1610【書物からはマスコミが報道しない多くの事実を学ぶことができます】
これまで自分自身ジェネラリストして様々な能力を強化してきましたが、今年は超一流のジェネラリストを目指し、自らに7つのイノベーションをかけています。
その1つに読書があります。読書から様々な学びがあります。読書をすることで、いかに自分が無知であることを知ります。
世の中で有識者と言われている人、マスコミ等がいかに勉強していないことが分かります。
昨年は156冊の本を読んだので、今年は年間200冊の目標を立てました。
1月1ヶ月で21冊読んだので、まずまずのペースです。
今月も書物から多くの学びを得ました。
1.「公共事業が日本を救う」(藤井聡著 文春文庫 873円)
「コンクリートより人」という民主党の耳障りの良いキャッチコピーは、亡国の思想と分かりました。
なぜなら、中止させられた八ッ場ダムは、関東の住民を災害から守り、過剰取水による地盤沈下から守ってくれるからです。
2.「日本は世界4位の海洋大国」(山田吉彦著 講談社新書 880円)
尖閣諸島には石油大国イラク並みの海底石油資源が眠っている。だから、中国が狙うのは当然。その権益を必死で守らない菅内閣の能天気振りに唖然。
その他、海洋資源の活用で、レアメタル他様々なエネルギーを確保できる。
まさに経済活性化の起爆剤になるのに、マスコミもあまり報道しない。
3.「文明の衝突」(ハンチントン著 集英社 2940円)
冷戦終了後、キリスト教対イスラム教の対立が顕在化するのは時代の流れであった。従って、2001年9月11日のワールドトレードセンターは起こるべくして起こったといえる。
4.「名古屋発どえりゃあ革命」(河村たかし著 ベスト新書 800円)
河村たかし名古屋市長の公約は、市民減税10%。減税することで、利権を断ち切り、膨れあがった行政の肥大化をカットできる。
一方、名古屋版楽市楽座を実行することで、景気を良くし、雇用を図る。
菅首相には、この河村市長の爪の垢を煎じて飲んで欲しいと思います。因みに、河村氏の正論は、民主党から出る杭として叩かれ、民主党の閉鎖的体質に嫌気がさし、河村氏は離党しました。
5.「この国は議員にいったいいくら使うのか」(河村たかし著 ベスト新書 798円)
国会議員は億ションに住み、至れり尽くせりの好待遇。酒池肉林の世界の住人が思い切った改革などできるわけがないというのが河村氏の持論。
高級官僚とつるみ、日本の行政の肥大化を推進し、官僚との癒着構造ができあがった。消費税アップの前にまずやることは山ほどある。
国会議員の特権をなくさない限り、この国は良くならない。だから、名古屋市でその改革を断行するのだ。河村市長の迫力が伝わってきます。
その他、今月も多数の良書と出会いました。良書を多数読むことは、本当に自分の血となり、肉となり、見聞が広がり、自己成長に繋がります。
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