« 「マーキュリー通信」no.1618【奇人変人の異見-145「無縁社会の進展に伴い、人々は有縁社会を求めるようになる」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1620【クリエイティブに生きる-5「固定観念を取り払う」】 »

2011年2月12日 (土)

「マーキュリー通信」no.1619【奇人変人の異見-146「大相撲の八百長から学ぶリスク・マネジメント」】

大相撲は八百長騒動で、大相撲の存立そのものが危惧されています。八百長の責任をとって放駒理事長は当然辞任すべきです。
なぜなら、八百長問題は古くて新しい問題であり、八百長問題を歴代の理事長は当然知っており、八百長の根絶に努めてこなかった責任があるからです。

日本には、それぞれの業界があり、各業界とも、その業界の中だけでしか通用しない慣例で生きていることが多いです。

大相撲もその典型といえます。

八百長問題は、大相撲ファンなら誰でもあることくらい知っています。従って、八百長問題を裁くのはマスコミでなくファンです。

八百長問題は相撲界の中だけの話であり、社会的に大きな迷惑をかけているわけではありません。
従って、八百長問題に早くけじめをつけ、本場所を再開しないと、ファンの期待を裏切ることになります。

私自身も栃若時代からの大相撲ファンであり、理事長の辞任と八百長再発防止の為の制度改革を実施したら、本場所を再開して欲しいと思っています。

さて、これが一般のビジネス社会となると話は別です。それは社会への影響力が違うからです。

例えば、護送船団業界の典型である銀行は大再編の結果、大手3行体制となりました。

大手寡占時代の最大の問題の1つに振込手数料の異常な高止まり現象です。大手銀行の収益源はこの高額な手数料です。ここに競争原理が働いていません。

傍から見ると、ここに何らかの談合やカルテルが働いているのではないかと勘ぐりたくなります。

ここにインターネットバンクが風穴を開けようとしていますが、巨大な壁の前に、なかなか風穴を開けることができません。

新聞業界も典型的な狭い業界です。新聞代は大手の協定価格が働いています。

これらも内部告発により、談合やカルテルを訴えられるリスクを抱えています。その問題が発生する前に、手を打っておくのがトップマネジメントとしての責務です。

その他、どこの業界でも大なり小なりこの種の問題を抱えていると思いますが、問題の火種を前向きにチェックし、火種を決しておくのが、リスク・マネジメントの基本です。

その意味で、大相撲の八百長問題は他山の石とすべきと思います。

| |

« 「マーキュリー通信」no.1618【奇人変人の異見-145「無縁社会の進展に伴い、人々は有縁社会を求めるようになる」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1620【クリエイティブに生きる-5「固定観念を取り払う」】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.1619【奇人変人の異見-146「大相撲の八百長から学ぶリスク・マネジメント」】:

« 「マーキュリー通信」no.1618【奇人変人の異見-145「無縁社会の進展に伴い、人々は有縁社会を求めるようになる」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1620【クリエイティブに生きる-5「固定観念を取り払う」】 »