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2011年3月12日 (土)

「マーキュリー通信」no.1636【震度5の地震で帰宅難民を体験】

昨日東京ビッグサイトで開催中の建築建材展を訪ねたところ、震度5の地震に見舞われ、東京ビッグサイトでひと晩過ごすことになりました。
私にとっては、貴重な体験となり、多くの学びもありました。

まず一番重要なことは、周りの人とのコミュニケーションをとり、仲間を作ることです。特に私の場合、一人で出かけたので、ことさら重要でした。

東京ビッグサイトの館内情報だけでは極めて不十分です。
「ただ今震度5の地震が発生し、臨海線、ゆりかもめの運行に支障を来しています。当館は耐震設備ですのご安心ください。」
このメッセージが繰り返し流されるだけです。

当然、東京ビッグサイト内にいる全員が、電車の早期復帰を期待しています。
又、都バス、臨時バスやタクシーの情報も流れてきません。

この時に口コミ情報が役に立ちます。
都バスが運休した為、臨時バスが東京ビッグサイト前から出たのですが、長蛇の列でした。寒風の下、並んでいる人に聞いたところ、いつ来るかも分からないとのことでしたので諦めました。

首都高が閉鎖されたため、都内の一般道路は大渋滞であることが、インターネットで分かりました。
その為、渋谷からタクシーに乗車した客が、3時間かかって殆ど身動きが取れないという情報も入りました。

一方で、臨海線は送電線事故の為、本日中の復旧は無理、ゆりかもめも本日中の復帰の目処が立たないこと分かりました。
又、JR、地下鉄、私鉄も運行休止と分かり、バス、タクシーは諦めました。
更に近隣のホテルのロビーは帰宅難民であふれかえっており、どこも満室でした。

その内、東京ビッグサイト内のコンビニが閉店となりました。
隣の人が、ホットドッグを食べているので、ホットドッグ店の場所を聞きました。
ホットドッグ店にそのまま直行すると長蛇の列でした。
その時、東京ビッグサイトに宿泊する予感がしたので、3食分くらい食べ、満腹状態になりました。このお陰で、終日元気に過ごすことができました。「腹が減っては戦はできぬ」とはこのことです。

夜8時頃になると、隣のテーブルの人が、「階下に寝泊まりするのに良い会議室が見つかったので、そちらに移動しませんか?」と誘われたので、行ってみると20畳くらいのカーペット敷きの部屋で、テーブルもありました。
早速、その部屋に臨時の仲間7人が移動しました。

夜の8時頃なので、まだ帰れると思っている人が多数派だったので、早めの決断で思わぬ穴場を確保できました。

12時頃まで、その7人でいろいろと楽しく談笑していました。
12時になったので、消灯しましたが、私はテーブル2つを付け足してシングルベッドにして、その上で寝ることができました。

館内を見渡すと、体育館に寝泊まりする光景です。簡易ベッドで寝ることができた私は本当にラッキーでした。臨時の仲間に感謝感激です。

尚、私自身花粉症気味だったので、コンタクトを使い捨てのコンタクトに昨日から変えたのも幸いし、爽快に眠ることができました。

その後、地下鉄、私鉄が開通し、深夜~明け方も運航するとの情報を得ました。そこで、翌朝4時に起き、7人で有楽町線の豊洲駅まで45分かけて歩いて行きました。暗がりでしたが、7人で楽しく話ながら行ったので、孤独を感じず、意外と速く駅に着いた感じでした。

さて、阪神大震災の時は、固定電話、公衆電話が通じず、携帯電話が通じたのですが、今回はその逆で携帯は全く役に立ちませんでした。その代わりiPhone等スマートフォンが大活躍でした。

以前、首都圏に震度6の大地震が来ると、600万人の帰宅難民が出るとの書籍を読みましたが、今回は震度5でしたが、まさに多数の帰宅難民が出ました。

余震は頻繁に発生しましたが、大した揺れでもなく、生命の危険を感じることがなかったのに、殆どの人が陸の孤島に取り残されたまま東京ビッグサイトに泊まることを余儀なくされました。
終日首都圏の交通が全面運行休止に、政府の超安全策に死傷者が出たわけでないので、皆疑問を感じていました。

震度6が発生したら、もっ事態は深刻化することが予測されますが、今回はその意味で貴重な体験をしました。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

NHKは被災地の被害状況を朝から晩まで報道しています。Skytree110312
毎回の事ながら、阪神大震災の教訓が殆ど活かされていないようです。

昨年9月1日付「マーキュリー通信」no.1476「未来ビジョン・目指せ!新しい国づくり!-26『内需拡大の特効薬耐震補強の促進』」で述べましたが、政府の実施すべき最優先課題の1つとして、耐震補強の推進をやるべき事を訴えました。
子ども手当を始めとするばらまき政策よりはるかに有効な経済刺激策です。

その意味では、今回の三陸沖大地震の被害は、政府の無策による人災も一因といえます。

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