「マーキュリー通信」no.1677【ワンポイントアップの人間力-11「一日一生で生きる真の意味とは」】
「一日一生で生きる」とよく言われますが、「一日一生」の思いで生きることは容易なことではありません。
しかし、次の2つの点に絞って生きていくなら比較的簡単かも知れません。
第1は、今自分が不慮の事故で亡くなった時、残された家族が経済的に暮らしていくことができるかどうかです。
東日本大震災の発生で、そのことを強く感じました。
第2は、心の問題です。その日に発生した悩み事等を明日に持ち越さないことです。今日の問題は明日に引きずらずに、今日の中に解決しておくことです。
他人との関係でこれはなかなか難しいと思います。
しかし、反省という行為を通じて、明日に持ち越さないことは可能です。相手に迷惑をかけたら、相手に心の中で詫びて、自分の心の中に曇りを作らないようにします。
又、相手から嫌なことをされた、迷惑をかけられた場合、いつまでも根に持たず、忘れてしまうことです。ここで鈍感力を発揮します。
心の達人になると、心の中に去来したマイナスの思いは瞬時に消し去ることができます。
このトレーニングを積んでいくことで、人間力は確実にアップしていきます。
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