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2011年5月26日 (木)

「マーキュリー通信」no.1695【62回目の誕生日に思う「心が全て」】

本日62回目の誕生日を迎えるに当たり、自分の未熟さをつくづくと感じています。
だからまだまだ物事を貪欲に吸収していこうという意欲が湧いてきます。そして、その過程で自己成長を実感できる時に喜びを感じます。

最近は母校一橋大学の創立者渋沢栄一の思想「論語とそろばん」を学んでいます。
偶々友人から「マーキュリー通信」のお礼として論語を頂き、10時間かけて読破しましたが、自分の読解力不足を思い知らされました。これからじっくりと論語を理解し、ビジネスにも応用していこうと思っています。

又、これも偶然ですが、NHKで「100分で名著論語を読む」(教育テレビ毎週水曜日22時~22時25分)を録画して勉強しています。

一方、ドラッカーについても今年は再度学びの年にしたいと思います。
ドラッカーの書籍は20冊ほど持っています。ドラッカー365の金言は毎朝1ページずつ読んでいますが、まだまだ学びが足りません。まだまだ実践に活かせていません。
そこで、今年は1年に亘りドラッカー研修を受けることにしました。
こちらも偶然にもアニメ「もしドラ」をNHKで放映中です(総合毎週金曜日0:15~40)。

さて、本日のテーマは、「心が全て」です。

戦後66年目となり、戦後奇跡の復興を遂げた日本経済も、今や自信を失い、衰退期に入っている感じがします。

その最大の原因はいつの間にか「心」をどこかに置き忘れてしまったことではないでしょうか。科学万能主義に陥り、科学で証明されないものを信じない風潮となりました。

私が子供だった昭和30年代には「心」がありました。現代と比べ殆ど何もありませんでしたが、私は昭和30年代の頃の方が幸福でした。

その「心」をいつの間にか置き忘れてきた結果が、今回の東日本大震災ではなかったでしょうか?

これを単に災害と捉えるのではなく、神仏からの警鐘、天罰と捉え、戦後の日本人の「心」のあり方を徹底的に反省すべき時期ではないかと思います。

神仏の下では、人間の力、科学の力など、極めて無力だということを悟る良い機会だと思います。

幸いにも、日本人はその置き忘れた「心」を取り戻すことに気がついたようです。大震災を契機に、日本人同士の連帯感が生まれつつあります。

この「心」、高貴な精神性は、欧米にもアジアにもありません。

ハーバード大学政治学サミュエル・ハンチントン教授が大著「文明の衝突」(集英社刊2940円)で、冷戦終結後、日本は欧米にも中国にも属さない第9の文明と位置づけています。

その高貴な精神性、「心」を復活させていった時に、日本の繁栄は再び訪れるものと思っています。

日本近代産業の父、渋沢栄一の思想と、ドラッカーの思想を学び、実践することで、私自身も今後の日本復活の為に何かお役に立てるのではないかと思っています。

両者の共通点は、世の中の幸福、社会への貢献が第一義と考え、利益はその後についてくるものと主張しています。それが資本主義の原点と捉えています。

今こそ、高貴な精神性、「心」をベースとした資本主義の復活を目指す時と考えます。

六白金星の私の場合、来年後半は、12年に1度の大吉運が巡ってくるそうです。今年はその飛躍の前の年との位置付けで、「心」の部分をより一層磨きをかけていきたいと思っています。

※29日まで出張中です。メールの返事ができませんので、緊急の場合には、携帯までご連絡いただけますか。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆Dsc00980

今年の妻の誕生日プレゼントはスカイツリーのプラネタリウムです。バスルームがミニプラネタリウムに早変わりし、スカイツリーと星空をエンジョイしています。

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(写真は旧渋澤邸)

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