« 「マーキュリー通信」no.1696【幕末維新で活躍した佐賀県の要、佐賀城址を訪ねて】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1698【日本最大の弥生式土器時代の遺跡吉野ヶ里歴史公園を訪ねて】 »

2011年5月27日 (金)

「マーキュリー通信」no.1697【佐賀県人の誇り、大隈重信候を訪ねて】

佐賀県人の最大の誇りが、同県から唯一の総理大隈重信候です。Dsc01045

佐賀城址から15分の場所に、大隈重信記念館があります。

大隈重信は早稲田大学の創立者で有名ですが、「失敗を恐れるな!」は、大隈重信候の遺訓として、今でも早稲田大学に脈々と生きているそうです。

又、明治政府の要として、通貨制度を確立し、円を創り、前島密に命じて郵便事業も開始しました。

1972年(明治5年)には、実に重要なことを多数スタートさせています。
◆陸軍省、海軍省を設置し、国防の強化。徴兵令を公布
◆身分差別を撤廃し、四民平等の制度を導入
◆「汽笛一声新橋を・・・」で有名な新橋・横浜間に鉄道を開通させました。
◆国際社会に通用するよう太陽暦を採用
◆国立銀行設置

政府の要職としては、大蔵卿となり殖産興業を進める。又、外交は得意で不平等条約改正にも貢献した。

Dsc01044 自ら政党(立憲改進党、憲政党)を創立し、板垣退助と共に日本初の政党内閣を組閣し、総理にもなる。

大隈重信の功績を見ると明治維新の第一人者と言われるくらいものすごい実績です。
しかし、その基と言えば、藩の教育を重視した10代藩主鍋島直正です。こうみると教育の重要性を嫌というほど痛感します。

| |

« 「マーキュリー通信」no.1696【幕末維新で活躍した佐賀県の要、佐賀城址を訪ねて】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1698【日本最大の弥生式土器時代の遺跡吉野ヶ里歴史公園を訪ねて】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.1697【佐賀県人の誇り、大隈重信候を訪ねて】:

« 「マーキュリー通信」no.1696【幕末維新で活躍した佐賀県の要、佐賀城址を訪ねて】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.1698【日本最大の弥生式土器時代の遺跡吉野ヶ里歴史公園を訪ねて】 »