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2011年6月 7日 (火)

「マーキュリー通信」no.1702【奇人変人の異見-154「民主党政権は全学連政権」】

鳩山前首相が、「菅はペテン師だ!」と自虐的に叫ばなくても、国民は菅首相の政権末期の醜態ぶりに辟易しています。

しかし、菅内閣の支持率が3割もあるのは意外な感じがします。それはもう一方の自民党リーダー谷垣総裁に対する不信感の裏返しといえます。

国家存亡の危機の時に、菅首相のクビをすげ替えても、又同じ事が繰り返される、それならダメ菅で仕方がないとの国民の諦めの声とも受け取れます。

しかし、ちょっと待って下さい!

私の目には鳩山~菅首相と続く民主党政権は全学連政権にしか映りません。

私は70年安保の世代、団塊の世代の人間です。

私の大学生の頃、学生運動が一番激しかった頃でした。

全学連は、「安保条約反対、米帝国主義打倒、自衛隊は違憲、平和憲法死守、儲けすぎの大企業は悪」の旗印の下、米国の傀儡政権、時の佐藤内閣打倒の為に学生運動を展開していました。

私自身、学生運動に参加はしませんでしたが、大多数の学生同様、共産主義、社会主義に一種の憧れを抱き、共産党、社会党を支持していました。

しかし、社会人になり、多くの若者はそれは一種の幻想であり、机上の空論であることに気付きます。

しかし、現在の民主党政権は、まさに全学連がやっていた政治ごっこをやっているに過ぎません。
菅首相や仙谷官房副長官などは全学連の元闘志でした。

普天間基地の県外移転政策は、日米安全保障条約否定であり、まさに米帝国主義打倒そのものです。

沖縄の地元紙の95%は左翼新聞で、私の学生時代の全学連新聞とカン違いするほど、紙面が酷似しています。即ち、「米帝国主義打倒、沖縄米軍基地追放」です。

もし、普天間基地の県外移転が実行されたら、中国の沖縄支配は確実なものとなり、中国の日本侵略は加速します。

民主党のマニフェスト、子ども手当を始めとするいわゆるばらまき4Kは社会主義政策そのものです。
社会主義政策は、一国の高度成長期に富の一部移転をする時には有効な政策です。しかし、成熟期に実行すれば、国を衰退の方向に持っていくことは、歴史が証明しています。

それよりも、民主党政権の更に危険なところは、この国家存亡の危機のどさくさに紛れ、天下の悪法「人権擁護法案」を国民の知らないうちに多数決の論理で国会を無理矢理通そうとしていることです。

「人権擁護法案」は外国人にも適用されることになっています。仮に北朝鮮拉致被害者の会の人が、北朝鮮を非難した場合、在日朝鮮人が、「私達の人権が脅かされる」と訴えたら、その非難した人は、最高30万円の罰金を課される恐れがあります。

つまり人権擁護とは名ばかりで、実際にはその逆であり、全学連の行っていた総括、粛正を想起させる恐ろしい法案です。

更には、永住外国人地方参政権法案も国会通過させようと虎視眈々とその機会を狙っています。

もし、この法案が国会を通過したら、地方政治は中国人や韓国人に支配される地域が出てきます。

仮に永住外国人参政権を持った中国人が沖縄に多数移住したら、米軍基地は県外追放となり、中国人に占領されます。

ポスト菅は、大連立政権が予想されていますが、国民が知らされていない悪法の法案成立に歯止めがかかることに期待します。

ポスト菅に誰がなっても、今の国難を救うリーダーシップを発揮できる政治家はいません。残念ながら引き続き短命政権が続くものと思われます。

唯一政権が安定する時は、未曾有の国難を救う為に、政治家が己の利害を捨て、挙国一致内閣を真摯に取り組んだ時と言えます。

◆◆◆◆◆◆ユーモア川柳◆◆◆◆◆◆◆

私の尊敬するリスク・マネジメントの大家白木大五郎先生のユーモア川柳が、久しぶりに登場です。国民の気持ちをまさに代弁していますね。

民主党政権のゴタゴタと茶番劇で『世紀の大連立』と言ったキナ臭い話が現実味を帯び来ましたね(苦笑)。いつもの時事川柳です(笑)。お暇な時にでもお読み下さい。

『菅(カン)コヒー とっくに賞味 期限切れ!』
『国民は 核より菅に アレルギー?』
『宿命と言って居座る直人さん』
『菅さんの次の札所は延命寺?』
『不信任決議は成らず遺憾(菅)です!』
『鳩さんもやるやる詐欺の前科者?』
『鳩と菅どっちもどっち茶番劇!』
『平成の龍馬は何処永田町』
『被災地のことは棚上げ内輪揉め』
『確認書辞任するとは書いてない!』
『サギだよと アホウ面して ハトが鳴く?』
『しゃしゃり出て ハットトリック 不発弾!』
『ウソつきは 前科があります ハトポッポ!』
『辞めるとは 言っていません カン違い?』
『確認書 辞任するとは 書いてない!』
『騙された? それが菅流 二枚舌!』

・非常時の対応はリーダーの器(人間力)決まる。
・リーダーシップは、地位、年齢、学歴、年収ではなく、とっさの時にどのような決断、行動が出来るかである。
・リーダーの仕事は、迅速決断と、方針の明示と、陣頭指揮と責任を取ることに尽きる。

果たして、我が国のトップの器は如何に?

白木大五郎

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