「マーキュリー通信」no.1424【私の健康法-89「日光浴は健康の源」】
私の子供の頃は、日の光は健康に良いので、太陽光を思いっきり浴びたものでした。
しかし、最近は太陽光の害、皮膚ガンになるとか、特に紫外線は健康に良くないイメージが定着して、UVカットする傾向にあります。
しかし、紫外線を浴びると、様々な健康効果が確認できています。
キーワードは、ビタミンDです。ビタミンDは、食物から摂取することが難しく、不足すると健康に影響を与えます。
ビタミンDは、日光浴により、得られます。その結果、様々な健康効果がもたらされます。
まずはビタミンDにより骨が丈夫になります。
ビタミンD不足は大腸ガンの誘発要因となります。従って、日光浴は大腸ガン予防の天然の抗がん剤といえます。
又、ビタミンDはインスリンの分泌を促進するので、血糖値を下げ、糖尿病の予防にもなります。
更にビタミンDは脂質を分解し、コレステロールや中性脂肪を低下させる作用があり、動脈硬化の予防になります。そして、ダイエット効果にもなります。
利尿作用や血圧低下にも効果があります。
自律神経をコントロールするので、更年期障害にも役立ちます。太陽光線には、人間の喜怒哀楽を調整する神経伝達物質セロトニンの分泌を促します。
このように太陽光を浴びることでビタミンDを自然に摂取することが可能となり、様々な健康効果がもたらされます。
但し、健康に良いからといって、真夏に何時間も外に出ていたら、日射病になりかねません。
各自の体調、年齢に合わせ、日光を浴びれば良いのです。難しいことを考えず、買い物や散歩に行くだけで日光を浴びます。
その時は、帽子をかぶり、サングラスをすれば夏ばて防止にもなります。手のひらを始め、体の一部を日光に触れさせるだけで良いわけです。
冬は逆に日光浴を積極的に心がければ良いと思います。
私の年代は日光をたくさん浴びた世代ですが、紫外線性悪説に育った世代の方は、健康効果があることをイメージしながら、徐々に日光を浴びていったらいかがでしょうか。
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