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2011年8月 4日 (木)

「マーキュリー通信」no.1426【私のコミュニケーション論-100「コミュニケーションの極意『か・き・く・け・こ』」】

私のシリーズものは全部で30以上ありますが、「奇人変人の異見(計155回)に次いで、私のコミュニケーション論も本日で100回となりました。

日常、ちょっとした連絡ミス、コミュニケーション・ロスにより各種問題が発生します。

コミュニケーションは、人生を生きていく上で公私ともに非常に重要な潤滑油の役割を果たします。

今回は、100回目なのでこれまでを総括して「コミュニケーションの極意『か・き・く・け・こ』」を読者の皆様にお送りしたいと思います。

『か・き・く・け・こ』とは、コミュニケーションする際にいつも私が心がけていることの頭文字をとったものです。

即ち、
か:感謝
き:気遣い
く:苦情、苦言は宝
け:謙虚
こ:言葉遣い
です。

か:感謝
人生1人で生きていくことはできません。現在の自分があるのは、過去現在、そして未来における自分と関係する様々な方々のお陰で生きているわけです。
だから、いつも「感謝」の気持ちで生きていることが大事と考えています。

き:気遣い
人の言動はそれぞれの立場や状況から出ています。従って、絶えず相手の状況

がどうなっているかを把握しながら、対応することが重要と言えます。

く:苦情、苦言は宝
私くらいの年代になると、普段接する人の大半は年下の人です。又、目上の人

であっても、親しくならない限りなかなか本音を言ってくれないものです。

人から苦情、苦言があった時、私はその人に対し、「よく言って頂いた」と心

の中で感謝します。その時、もし、私が反論や言い訳をしたら、その人は二度

と苦情、苦言を言ってくれなくなるかも知れません。
従って、他人からの「苦情、苦言は宝」、自分を見つめ直し、反省する良い機

会と思っています。

け:謙虚
人間が謙虚さを失った時、人からの各種アドバイスや意見等が入ってこなくな

ります。究極、裸の王様になります。そして、転落が始まります。過去にその

ような人をたくさん見てきました。
成功の時、人は謙虚さを失いがちです。成功の時こそ、自ら「謙虚」であるか

どうかを己に問うて見るべきです。

こ:言葉遣い
その人の態度、思いが言葉の使い方に現れてきます。人を評価する時、その大

半はその人の言葉遣いによります。そして、その人の人格や人間性が定義づけ

られます。だから言葉遣いは重要です。

私は、相手に合わせ、「私」「僕」「俺」という3種類を使い分けています。
それから相手の呼び方は基本的には「さん」づけです。
現在会う人の殆どは年下の人です。どのような相手にも「さん」で呼ぶことは、相手と対等の立場を意味しています。

もちろん昔の仲間と会った時などは、「俺、おまえ」、そして、呼び捨てかニックネーム等で呼びます。

英語の一人称は"I"しかないのに、日本語は状況に応じ使い分けないといけないので、非常に難しいです。言葉遣い一つで相手の心証を害する事にもなりかねないので、この点の気遣いは大変です。

一方、ビジネス等初対面の人に対しては、原則「さん」づけですが、相手と自分との立場の違いや、状況、雰囲気等により役職で呼んだ方が良い場合には、役職で呼びます。

言葉遣い一つで、その場の雰囲気ががらっと変わります。この雰囲気の作り方、場の空気の作り方はかなり高度のコミュニケーションスキルを要するので又別の機会にお話ししたいと思います。

「コミュニケーションの極意『か・き・く・け・こ』で人生を生きていった時、コミュニケーションは円滑となり、良い人生を送ることができます。

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