「マーキュリー通信」no.1431【被災地を訪ねて(気仙沼、石巻)】
松島と違い、気仙沼、石巻は最悪の状態でした。気仙沼駅、石巻駅共に高台にあった為、津波の被害は免れたそうです。
しかし、港は壊滅的状態でした。港町はゴーストタウンとなっていました。
震災後5ヶ月が経過したので、その間自衛隊と全国各地からやってきたボランティアのお陰で、道路に散乱していた瓦礫は撤去され、道路網はほぼ復帰した模様です。但し、湾に沿って走る仙石線の一部等鉄道が寸断され、復旧作業中とのことです。
自衛隊や全国各地から集まったボランティアの方々に対しては、地元は大変感謝しているようです。
しかし、政府に対する苛立ちは非常に強いモノがあります。「政権抗争などやっている場合か!」というのが本音のようです。
気仙沼や石巻、女川港の復興は地元の力ではどうにもなりません。やはり政府が復興の青写真を描き、行っていくしかありません。しかし、震災以降5ヶ月以上も経つのに、殆ど復興の青写真が見えてきません。
宮城県選出の民主党渥美代議士も、地元の為にやる気がないと批判的でした。
タクシーで女川漁港まで行き、往復のタクシー代1万円かかりました。釣り銭はそのまま運転手に渡したら涙ぐんで喜んでいました。
タクシーの水揚げはがたっと減り、1万円の客は上客なので、大変ありがたかったようでした。
自分自身特に地元に貢献できないけれど、このような気遣いが
地元の人を元気づけることだと実感しました。
昨日、今日とTシャツを地元で2枚買いましたが、こういう些細な消費行動の1つ1つが地元支援になるようでした。
そして、その時に地元の人たちとの会話や本音が聞けます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
震災とは別に中高生のお行儀の悪さには閉口します。集団で乗車して、大声で携帯で話したり、友達とふざけ回る。土足で座席に座る等基本的なしつけがなっていません。これも教育と家庭のしつけが悪いせいといえます。
気仙沼市役所前に、「世界平和、核廃絶、そして、男女共同参画宣言」がプレートに刻まれていました。
豊島区役所と同じでした。豊島区役所が言っていたとおり、全国的に左翼勢力が地方自治体を支配している実態が実感できます。
日教組支配の影響が子供たちにしつけにも影響しているようですし、自治体財政の疲弊も、左翼勢力の影響と言えます。
これに関しては、別の「マーキュリー通信」をご覧下さい。
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