「マーキュリー通信」no.1435【頑張れニッポン!被災地を訪ねて-「絆」】
13日から4泊5日、被災地訪問と観光を兼ねて東北地方を訪ねました。
私は政府やマスコミの情報を全面的に信用しませんので、被災地の情報をこの目で確かめに行きました。
地元の人の苦難困難をこの五感で体験し、何かお役に立てないかという思いで現地を訪ねました。
被災地は、松島、気仙沼、石巻、女川漁港を訪ねました。
松島は、多数の島が自然の防潮堤の役割をしていた為、比較的津波の被害は小さいようでした。
一方、気仙沼、石巻、女川漁港の各漁港は壊滅的打撃を受け、廃墟と化していました。
最早地元の力だけでは立ち上がることはできない状態です。
ここは、復旧でなく、明確な青写真を基にした復興です。民間の叡知を集め、官民協力体制の下による復興計画です。
しかし、政府は政権抗争に明け暮れ、殆ど何も進んでいないのが実情であり、地元民の不満と苛立ちは極限状態に達しています。
但し、自衛隊と全国から馳せ参じたボランティアの人たちには、地元民は心から感謝しているようでした。
私が被災地を訪れた時、道路から瓦礫は撤去されていました。後は、この瓦礫をアスベストのような危険物資とそうでない瓦礫等に分別して移動する作業が残っています。
一方で、福島県会津若松市では、政府やマスコミが無責任に垂れ流す風評被害に苦しん
でいます。フクシマと聞いただけで放射能汚染をイメージするため、観光客がぱたっと減少しています。
さて、地元が求めているモノ、それは「絆」です。
どうか同じ日本人として、東北人との絆を求めて、この夏は東北を訪ねてみませんか。
普段、東北に行かない人が、東北に行くだけで、東北人の力となります。東北を訪ね、宿泊し、消費するだけで良いのです。その時、東北人との接点ができます。これだけでも十分だと思います。
JRが、北海道、東北7日間乗り放題1万円の切符を発行しています。9月末までのキャンペーンです。
これを利用すれば、交通費が抑えられます。又、私が宿泊した仙台国際ホテルは1泊朝食付きで8500円です。仙台駅から徒歩5分で交通至便の場所です。
1泊1万5千円の価値はあるホテルでお薦めです。ここを拠点に被災地を回れば楽です。
服装は、被災地でTシャツを購入し、もっぱらTシャツで過ごしました。貴重品は小物入れを身につけると便利です。
靴はウォーキングシューズを履いていたので、足が疲れませんでした。
東北への旅は、boblog「マーキュリー通信」をご参照願います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
東北人の素晴らしさが世界中に伝わっていましたが、実際には、現地で窃盗、盗難、強盗、詐欺が横行し、現地では疑心暗鬼に一時期陥ったそうです。ATMを壊して、現金を持ち逃げする輩もいたそうです。
ただ、全員がパニック現象に陥ったわけでなく、一部の不逞の輩が存在したようです。
津波で大破した車からガソリンを抜き取る人間が横行したそうです。人間、極限状態に置かれると、理性が失われるのはやむを得ないかも知れませんね。
◆◆◆最近のboblog「マーキュリー通信」◆◆◆◆
8月13日 被災地を訪ねて(松島)
8月14日 被災地を訪ねて(気仙沼、石巻)
8月15日 東北の旅(平泉中尊寺)
8月16日 会津若松昭和30年村を訪ねて
8月17日 会津若松 大内宿を訪ねて
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