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2011年9月24日 (土)

「マーキュリー通信」no.1752【20世紀最大の科学的スキャンダル】

政府やマスコミから流される原発や放射能関連の情報には基本的に不信をもっていますので、これまで関連書籍を読んできました。

関連書籍を読む時のポイントとして、誰が書いたが最大のポイントと考えています。つまり、原発や放射能関連の情報は、専門性が高く、その道の専門家でないと理解できないことが多いからです。

政府やマスコミが、情報修正を度々する1つの原因に、基本知識の欠如と、政治的意図や報道意図が絡んでいるとみています。

9月5日付「マーキュリー通信」no.1742「放射能は健康に良い?!」では米国ラッキー博士の研究成果「放射能を怖がるな!」(日新報道1050円)を発表したところ、多くの方から反響がありました。

そこで、更に関連情報を勉強してみました。

意外と信頼すべき関連書籍は少なく、後は出版社が商業主義で売れれば良いといった書籍が目につきました。

さて、結論から言うと放射線は「健康に害があるのかないか?」です。

私が読んだ本の著者全員が低放射線量なら健康に良いとの結論です。日本人は古来、ラドン温泉、ラジウム温泉等温泉療法を湯治手段として利用してきました。

東京大学(病院・、病理学/免疫学)稲恭宏医学博士は、低放射線率ホルミシス療法の発見をし、様々な実験の結果、その治療法を確立しました。
そして、2003年8月に超一流の学者が集まる世界最高峰の国際学会「国際放射線研究会議」で研究成果を発表し、正式に認められました。

稲恭宏医学博士は、その後も低放射線率ホルミシス療法による治療により、これまで世界中で治療不可能とされてきた全てのガンを始め、生活習慣病、様々な難病奇病に施し、副作用も全くなく治癒してきました。

それでは、なぜ放射線は微量でも危険なのかという誤った知識が世界中で信じられてきたのでしょうか?

1958年に国連の放射線の影響に関する科学委員会が、明確な科学的根拠もないまま「閾(しきい)値仮説」を発表したことが放射線は微量でも危険という誤った知識を全世界の人々に流布してしまったことに起因します。

その仮説では、高線量の放射線は人体に有害であるから、低線量の放射線も有害と推論しています。これは全くの誤りでしたが、長年放置され、今でも放射能は全て危険と誤認している人が未だに多いのが現実です。

稲博士は、これを「20世紀最大の科学的スキャンダル」と訴え続けています。

稲恭宏医学博士は、2007年8月に書いた著書「命の水 ラスト・ホープ 低線量率放射線ホルミシス療法の発見・確立と世界展開」で、チェルノブイリの原発事故の際に、この誤った知識が原因で、自然放射線の範囲内だった地域で10万人以上の赤ちゃんが堕胎され、27万人以上の人が強制移住させられて、長年の伝統文化が失われ、放射線を心配して、2000万人以上の人が心身的障害が発生した事実を記し、2度とこのような誤った政策が為されないように訴えました。

しかし、残念ながら今年の東日本大震災でも、福島原発周辺20kmの住民が強制移住させられ、同じ過ちと悲劇を繰り返しています。

一方、札幌医科大学放射線防護学理学博士高田純教授は、震災以降日本各地を巡回し、放射線量を正確に測定し、政府やマスコミの誤った情報に対し、専門家の立場から警鐘を鳴らしています。

高田教授の調査結果の結論は、福島原発周辺20km圏内の殆どで、安全との結論に達しました。極一部の地域で一時避難しているが、早晩復帰が可能との結論でした。

高田教授は、今回の風評被害の最大の情報源は政府と断定しています。

その最たるものが、福島第一原発の事象を、国際原子力事象評価で、当初レベル5としていたものを、1ヶ月後の4月12日に突然レベル7まで引き上げてしまったことです。これはチェルノブイリ並みの最悪事象と政府が認めたことになります。

この発表により、日本は放射線危険国と世界的に認定され、在日外国人が多数日本脱出し、国内産業に重大な影響を与えました。
又、海外からは日本品の輸出に検査を義務づけられ、日本企業に多大のコスト負担を強いることとなり、現在まで続いています。

農作物の風評被害と今後の対策に関しては、基本的には大丈夫だろうが、政府が情報を開示し、科学者と一緒になって、問題の解決に当たるべきと提言する。
例えば、一番汚染した牛乳には放射性ヨウ素5000ベクレルが含有していたが、そのレベルでも大丈夫であり、捨てる必要はない。現在は1000分の1になっており、全く問題ない。政府がそういう情報をきちんと開示すべきことが重要と訴えます。

今回の書籍を読んで、それぞれの専門家の得意な分野だけに絞って情報を仕入れることの重要性を感じました。

政府やマスコミの情報は信用できません。大事なことは、これらの情報に振り回されずに、自らが正しい情報を集め、自己責任で対処していくことが大切と考えます。

※専門家が書いた書籍としては、札幌医科大学放射線防護学理学博士高田純教授の著書「福島 嘘と真実」(2011年7月25日医療科学社刊1260円)、「世界の放射線被爆地調査」(2002年1月20日講談社1029円)、東京大学稲恭宏医学博士著「命の水 ラスト・ホープ 低線量率放射線ホルミシス療法の発見・確立と世界展開」(2007年8月8日青林堂1575円)が参考になりました。
尚、易しく解説してある本として、専門家ではありませんが、藤野薫著「放射線ホルミシスの話」(せせらぎ出版1200円)が分かりやすいです。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

先日、河村たかし名古屋市長との会合で元民主党松木けんこう代議士に放射能汚染問題を聞いてみたところ、「各種説があるのでよく分からない」と一蹴されました。松木代議士は、農政関係の政治家であり、その不勉強さにがっかりしました。

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