「マーキュリー通信」no.1758【全国シニア演劇大会に参加して】
調布中学の級友春日洋子さんがシニア演劇にチャレンジ。
9月27日~10月2日までの6日間、池袋シアターグリーンBigTreeで、全国のシニア16劇団、北は北海道から南は宮崎までが池袋に集結しました。
春日洋子さんは最後のトリで出演、演目は宮部みゆき作「返事はいらない」でした。
定年まで1年という大京昭和銀行に勤務する森永氏は、妻(春日洋子さん)と銀行強盗を計画する。
金目的ではなく、大京昭和銀行の古い体質を変えるために、キャッシュカードを使った知能犯罪で、一石を投じようと考える。
キャッシュカードの暗証番号は銀行のホストコンピュータで管理せず、各支店のATM端末で認識する。そこに目をつけ、森永氏が人質になるという狂言芝居を打つ。
銀行に身代金5千万円を要求し、見事成功する。
共犯に、同じマンションに住む千賀子を選ぶ。千賀子は、愛する夫と離婚し、マンションの最上階から飛び降り自殺をするところを森永夫人が目撃する。
この犯行を老刑事が見抜き、千賀子は刑務所行きになるところだった。
ところがこの老刑事は、つい最近定年退職したばかりで、逮捕する権限がなかった為、千賀子を見逃すというどんでん返しで劇は終わります。
池袋シアターグリーンBigTreeは、100人程度収容のミニ劇場ですが、本日も満席で、16公演全てが満席、又はそれに近い状態だったそうです。
16公演全て見た人も2名おり、シニア演劇に魅せられ、常連が多数いました。
観客の大半はシニア層でしたが、シニアの、シニアによるシニアのための演劇で、観客と役者が一体となって楽しめる新しいシニア文化だと感じました。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
今年は、同じく調布中学の級友谷崎陽一郎君も初の演劇2人芝居「最後のラーメン」にチャレンジしました。
春日洋子さんも、谷崎君も同じ調布中学の級友です。
偶然とはいえ、こういう形で頑張るシニア世代が、世の中を元気にしていってほしいものです。
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