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2011年11月 1日 (火)

「マーキュリー通信」no.1774【今年の巨人軍の敗北に学ぶ】

クライマックス・シリーズでヤクルトに敗れ、結局巨人は第3位に終わりました。
巨人ファンの私としては悔しいのですがこの日が来ることを予想していました。
優勝する戦力を持ちながらなぜ優勝を逃がしたのでしょうか。

最大の理由は原監督の采配ぶりです。投手陣の継投ミスが余りにも多かったです。

例えば、ロッテの元四番打者サブローがシーズン途中に移籍し、初打席がホームランで逆転しました。
しかし、抑えにロメロを使い逆転負けを喫しました。もし、この時継投策を間違えていなければ、このまま勢いづき、サブローももっと活躍をしていたと思います。しかし、この継投ミスが致命傷で、これで今年の巨人軍は終わったと思いました。

采配ぶりのまずさは選手起用にも現れています。今年の巨人軍は打線が低迷していました。それなら巨人軍の強みである足を徹底的に活かすべきでした。巨人には足の速い選手が10人以上います。だから走って走って走りまくり相手を攪乱する野球をやるべきでした。

又、相変わらずダメ外人をとり続け、これが選手の志気にも影響しています。

極めつきはシーズン途中で外人をとったことです。シーズン途中でトレードされる外人に良い選手などいるわけありません。

更に、元四番打者サブローや高橋信二選手もシーズン途中で移籍してきましたが、使えないから移籍させたことを肝に銘じるべきです。その分、若手の成長を止めてしまいます。

巨人には粋の良い若手が多数いるので、同じ打てなくても、生え抜きの若手選手が出る方をファンは望みます。

打てない外国人や他球団の移籍選手では途中で巨人戦を見る気がしなくなりました。

さて、原監督の迷采配ぶりや球団のちぐはぐな方針は、会社の経営にも当てはまります。

つまり、自社の強みは何かにフォーカスした経営の重要性です。打てない外人選手は他社の商品を物まねして売れないのと同様です。他球団の元四番打者の起用は、賞味期限切れの商品を売っているようなもので、顧客離れを引き起こします。

優勝する戦力=経営資源を持ちながら、優勝できないということは、優秀な社員を抱えながら、業績低迷の会社と言えます。
勝ち越しをしたので、黒字経営ですが、本来の利益を出しておらず、経営者としては落第です。

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