「マーキュリー通信」no.1814【先入観や思い込みがなくなると認識が変わってきます】
今年の冬至は12月22日でした。冬至は一年で一番日が短い日ということは誰でも知っています。
ところが、日の出が一番遅く、日の入りは一番早い日ではないことは意外と知られていないかも知れません。
お恥ずかしい話なのですが、私自身も冬至の日が日の出が一番遅く、日の入りは一番早い日とこの歳まで思っていました。
しかし、データで調べると、日の出が一番遅い日は来年1月13日の6時51分です。冬至の日の日の出は6時47分で、4分早いのです。
一方、日の入りの一番早い日は、11月26日の16時29分でした。冬至の日の入りは、16時
32分と、3分遅くなっています。
よって、冬至の日の日照時間は9時45分ということになります。
因みに11月26日の日照時間は10時間2分、1月13日の日照時間は9時間57分です。
そういえば今年も晩秋の頃、日没の時間が早いことを感じました。10月20日で17時の日の入りでした。
本日12月28日の日の入りは16時35分ですから、11月26日より6分だけ日が長くなっています。
頭の中では、晩秋の11月26日より本日の方が日の入りは早いと思っていますが、外に出てみると確かに12月末の方が日の入りが遅いことを実感できます。
興味深いのは、日の出は2~3日で1分ほど遅くなっていくのに対し、日の入りは概ね毎日1分ほど遅くなっていき、この辺の感覚の違いがあるようです。
この事実を知ると、外に出て、日の入りをチェックしてみると確かにその通りです。
私自身余り先入観を持たない方ですが、これまで冬至が日の出が一番遅い日で、日の入りが早い日と思い込んでいました。
しかし、その思い込みを取り払うと、外の景色も違って見えてきます。
世の中にはそのようなことがたくさんあります。
放射線量は、年間1ミリシーベルト以下なら却って発がん率は低くなることは、科学的に検証されているのに、僅か2ミリシーベルトでも恐れているのは、最近の思い込みの好例と言えますね。
今回は日の出、日の入りで学ばせて頂きました。
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