「マーキュリー通信」no.1826【ドラッカーの名言に学ぶ「100年単位で常識を問う」】
昨年5月から毎月ドラッカーのセミナーに通っています。ドラッカーの書籍から学ぶことは多いですが、セミナーに通うことで改めてドラッカーの思想体系を明確に学び、実践し、身につけることができます。
さて、ドラッカーは、社会生態学者として、「千年単位、百年単位で常識を問う」と提言しています。
今から千年前というと日本では平安時代ですが、当然現代の常識と異なることは誰でも知っています。
千年前と言わずとも、百年前の常識とも異なることは皆知っています。
今年は戦後67年目です。現代の常識は、米国占領軍GHQによって創られた常識が大半です。
基本的には戦前の政治経済社会の全面否定ですが、主なものを挙げると:
1.軍隊を否定する平和主義の追求
2.無謀な侵略戦争に走った日本軍の否定
3.自虐史観による歴史教育
4.教育勅語を中心とした戦前教育の否定
5.マルクス、共産主義への憧憬(あこがれ)
6.現人神(あらひとがみ)の全面信仰に対する反省から宗教の軽視、軽蔑
7.拝金主義の横行
※これは渋沢栄一翁に言わせると戦前もあったようです。
8.終身雇用制度
※終身雇用制度崩壊とマスコミは喧伝していますが、雇用形態等は一部変わったとしても、基本的には大企業は依然終身雇用制度を維持しているし、中小企業は以前から終身雇用制度は存在していません。
さて、上記のような戦後の常識は大きく変わろうとしています。今後はその逆の考え方が出て来ることでしょう。昨年の東日本大震災以来その息吹が現れてきています。
更には、21世紀は科学の発達に伴い、私は下記のような価値観の大きな変化が起こり、現代人の常識が覆される時代が来ると思っています。
1.超ミクロの世界においては、霊の存在の解明が進み、霊の存在の証明まで後一歩のところまで来ています。
量子力学では、仏教が説く「色即是空、空即是色」の世界にあと一息のところまで来ています。
即ち、神仏の念いにより、地球上に存在する全てのモノは存在したり(即ち色の世界)、存在しなかったり(即ち空の世界)する。この世にあるものは肉眼で見えようが見えまいが全て霊的エネルギーの存在ということになります。
色の世界とはこの世の世界であり、空の世界とはあの世の世界であり、色と空は同時に存在していると言うことです。
更に量子力学が発達すると、釈尊が説いた転生輪廻の思想、即ち、人間は何度も生まれ変わっている存在であることが理解できるようになります。
転生輪廻の思想も、霊的エネルギーを数百年単位の超長期間の時間軸で説いた思想に他なりません。
2.超マクロの世界は、宇宙の世界です。
最近世界中でUFOが多数飛来し、UFOに乗って多数の宇宙人が飛来しています。
UFOや宇宙人の存在は、世界の常識ですが、この種の情報後進国、鎖国状態の日本ではにわかに信じられない人も多いようです。
千年前は科学が未発達の時代でした。だから多くの人が霊の存在や宇宙人の存在を素直に信じていました。
20世紀は科学の発展途上の世紀でした。人間は傲慢にも、科学では証明できないものは信用しないと思い込み始めました。
神仏の世界から見たら、小学生が「算数の授業で、1-2はできない、だから答は出せない」と言えばOKです。しかし、中学生になると1-2=-1という答が正解となります。
現代の科学は、神仏から見たら小学生レベルまで行っていないと思います。
宇宙ロケットを月に飛ばすことはできても、まだ月に住むこともできない人間の科学技術のレベルなのにこの傲慢さです。
他の惑星に住んだり、飛んでいくことなど常識の宇宙人も多数存在します。
そしてその事実も解明されつつあります。
上記2つの常識が理解できるようになると、地球人同士が争っていることがばかばかしくなります。
又、宇宙人の襲来は、丁度幕末の黒船の来航のようなものです。地球人同士争っていることの愚かさに気付く人が出始め、地球人同士をまとめる思想体系が求められるようになります。
2600年前に釈尊がインドの地で、2000年前にイエス・キリストがユダヤの地で、人々の魂を救うために、それぞれ救世主として降臨しました。この2大偉人の説く思想は、当時の常識から見ると、異端でした。だからイエスは磔の刑に処せられました。
現代は、釈尊やイエスが降臨された以上に激動の時代、価値観が激変する時代です。今後地球規模で現代の救世主を希求する流れが出てくるものと私は思っています。
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