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2012年6月21日 (木)

「マーキュリー通信」no.1924【奇人変人の異見-182「今こそ渋沢栄一が提唱した合本主義に戻るべきです」】

渋沢栄一は、「近代日本資本主義の父」と言われていますが、「論語とソロバン」で有名なように、資本主義に理念、ミッションを入れた先達です。

「合本(がっぽん)主義」とは、「公益を追求するという使命や目的を達成するのに最も適した人材と資本を集め、事業を推進させるという考え方」を意味します。

多くの企業には経営理念を基にした社是社訓があります。「企業のあるべき姿」とでも言い換えられます。

しかし、実際にはそうなっていないことが多いです。

例えば、大手金融機関は前3月期に膨大な利益を上げていますが、預金の大半は国債購入に充てています。

銀行は、バブル最盛期には土地転がしに膨大な資金を供給し、バブルの主役となりました。
バブルがはじけてからは、貸しはがしをして、多くの企業を倒産に追い込みました。

もし、金融機関が合本主義に基づき、企業のあるべき姿を追求し、産業の血液である資金を、リスクテーキングしながら貸し出しをしているなら、日本の不況などとっくになくなっているかもしれません。

デフレと不況が長期化し、日本企業も値下げ一辺倒から、付加価値を追い求める経営へと脱皮する兆候が現れているようです。

企業が本来あるべき姿を求め始めたら、日本企業の業績は良くなっていきます。

これが渋沢栄一の掲げる合本主義ではないかと思います。

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