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2012年6月28日 (木)

「マーキュリー通信」no.1929【放射能、原発、これだけ知れば怖くない!】

消費税増税法案が可決され、消費税増税への道筋が明確になった。これで日本は更に政策不況の10年が続きます。
というより、もうどうにも取り返しのつかない日本国奈落の底への道とならないことをただ祈るのみです。

さて、札幌医科大学高田純教授の「放射能・原発、これだけ知れば怖くない!」(幸福の科学出版1260円)を読みました。放射線防護学の第一人者で、これまでも同教授の多数の書籍を読んできました。

同教授は、政府の間違った判断ミスによる放射能対策とマスコミの間違った情報により、国民に多大な混乱と経済的負担を強いてきました。

最大の間違いは、福島原発の周辺20kmの避難対策です。福島原発メルトダウン時の一時的な緊急避難対策は必要としても、福島原発周辺の安全性が確保されているにもかかわらず、帰宅できない状態が続いています。
住民のストレスはピークを越え、精神的にも経済的にも過酷な状況を追わせてきたこと。更には、死なせなくても良い家畜を飢え死にさせ、莫大な経済的損失を負わせたこと。

チェルノブイリの教訓が全く生きていません。チェルノブイリの最大の問題は、行きすぎた住民避難対策でした。

一方で、マスコミ情報の9割は間違っているそうです。

最大の間違いは、放射線報道です。福島原発から出される放射線の強度を必要以上に強調し、国民を不安に陥れました。

もし、住民がその放射線をずっと浴び続けていたら人体に影響を与えます。

しかし、現実には屋内にいることの方が圧倒的に多いわけで、人体への影響は微々たるものになります。

又、放射線の強度も日数が経つにつれ、どんどん低下していきます。体内に残留した放射能も新陳代謝により消滅していきます。

こういう大前提なしにいたずらに恐怖を煽り続けてきたマスコミと民主党政権の罪はきわめて重いです。

現在、国民が不安に思っている放射能問題は、本書を読めば全て解消されますので、お奨めします。

一方、そんな中でも野田首相が福井の大飯原発の再開を承認する判断を下しました。失政続きの民主党政府でしたが、やっとまともな政策判断をしたことは評価に値します。

日本人はとかく空気に流されます。

現在は、反原発の空気が蔓延しています。

福島原発事故で、誰一人死者が出ていません。なのになぜ反原発にこだわるのか私には理解できません。

もちろん原発が絶対安全という保証はありません。

しかし、世の中の事象には全てリスクがあります。交通事故死は毎年1万人近いです。それでも車廃止運動は起きていません。

毎年自殺者は3万人を超えていますが、その多くの原因は、経済的苦痛です。

その原因を作っているのは政府といえます。消費税増税となれば、更に自殺者が増えることは明白です。これだけとっても反政府運動が起きても不思議でありません。

原発よりもっとリスクが大きいのは、中国から日本の主要都市に向けられている核兵器です。ぼたん1つの操作で日本は壊滅的な打撃を受けます。

北朝鮮のミサイルも脅威です。

国や国民に起こりうるリスクは、もっと広範に絡み合っており、マクロとミクロの視点が必要です。

こういう冷静な対応をしないで、マスコミに作られた空気だけで政策を実行していく恐ろしさと愚かさを認識してほしいと思います。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

我々はマスコミの本質を知る必要があります。マスコミは、恐怖を煽ることで視聴率や売上げ部数を伸ばすことが目的です。

そして、マスコミの記者は不勉強です。従って、私はマスコミのこの種の情報を信用していないので、マスコミ情報を入手する気になりません。その代わり、読書の習慣が重要です。

但し、エセ学者には気をつけてください。自分の専門分野以外のことでも、間違ったことでも平気で主張する学者が多いことに驚かされます。最近では、武田邦彦氏が筆頭格です。この人は反原発論者で、地球温暖化反対論者です。

これをベースに持論を我田引水的に展開しています。

しかし、ちょっと勉強すれば、彼の偽善、欺瞞性がすぐにわかります。

一方、もう1つ気をつけないといけないのは、反原発運動が、左翼の国家転覆運動と結びついていることです。ノーベル賞作家で共産主義者の大江健三郎氏などは反原発運動にかり出されています。

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