「マーキュリー通信」no.1945【私のコミュニケーション論-109「相手の性格と行動パターンを呼んで対応するとミスが起こりません」】
人間には得手不得手があります。コミュニケーション・ツールの活用の仕方にも得手不得手があります。
コミュニケーション・ツールとして一番使われている1つのメールでもそうです。
名刺にe-メールアドレスが刷ってあるからと必ずしもその人がメールをするとは限りません。
メールを送っても、返事が来ない人は結構います。最近は迷惑メールが多くなり、迷惑メールと勘違いして削除してしまうことも結構あるようです。
メールをあまり見ない取引先の社長の場合、メールを送る時、開封確認付きで送ります。又、重要メールに関しては、重要度をつけて送ります。こうすると相手が見たかどうかがわかります。
しかし、それでも同社長の場合、メールをあまり見ようとしません。
従って、会社に電話を入れて、用件を伝えます。又、言った言わないがあるといけないので、私のメールを見るように促します。すると後でメール開封確認メールが届きます。
同社長の場合、事務所にいることが多いので、事務所に電話します。携帯はあまり使っていないようなので、携帯に電話をしても直ぐには出ません。コ
ールバックの留守録を入れても、返事が来ることはまずありません。
一方、注文の場合には、同社長はファックスを好むので、ファックスを使い
ます。ファックスに必ず、納期確認のファックスを送るよう記載しています
。
すると納期確認のファックスが返ってきます。
このようなやり方で同社長とのコミュニケーションを円滑に行っています。
相手のだめなところに不平不満を持っても改善されません。又、精神衛生上
もよろしくありません。
相手の性格や能力に合わせて対応した方が気分的に楽です。
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コメント
コミュニケーションツールも
使い方次第ですね。
投稿: よし@コミュニケーションスキル | 2012年8月17日 (金) 04時27分