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2012年8月 3日 (金)

「マーキュリー通信」no.1949【ワンポイントアップの経営術-56「経営参謀役の重要性」】

巨人軍原監督は年に何回も采配ミスをして、勝ち戦を負け戦にしています。
昨夜の中日戦で、9回逆転負けもまさに監督の采配ミスでした。

8回表が終了し、2対1で巨人のリード、8回裏の打者は投手杉内でした。

当然代打が出ると思っていたのですが、そのまま杉内に打たせました。当然凡退。

次の打者は右打者寺内、2割打者の寺内に当然左の代打を送ると思っていましたが、そのまま打たせ、凡打。次の松本も凡退であっという間にスリーアウトチェンジ。攻撃ムードも一気にしぼんでしまいました。

9回表は杉内に続投させるので、それまでブルペンでピッチングの練習をしていた、左右の押さえのエース、山口と西村も引っ込めてしまいました。

9回の表、打者のボールが杉内に当たるというアクシデントがあり、山口に交代。心や肩のの準備ができていない山口に投げさせ、山口は連打を浴び、逆転負け。防御率0点台の山口でも、心の準備ができていないと、打たれてしまうことを目の当たりにしました。

もしこのとき、原監督の参謀役がいて、杉内に代打を送っていたら、リリーフの山口の実力からすれば、巨人が勝利する確率はかなり高かったはずです。

経営でも同じ事が言えます。

中小・ベンチャー企業では参謀役が不在のことが多いです。経営者は日々多くの判断や決断を求められています。
その際、ちょっとした判断ミスで、経営、業務や営業等の流れに影響を与え、昨夜の原監督のような勝ち戦をだめにしてしまうこともあります。

その時に重要な役割が経営参謀役です。

経営参謀役のアドバイス等が経営に大きなインパクトを与えることが多々あります。

経営参謀役に求められる資質としては、まず第一に私心がないことです。次に、長年多くの経験を積んできて、少なくともその経営者よりは幅広い知識を持っていることです。

経営参謀役の機能が作動している中小・ベンチャー企業は強いです。そして、事故を起こさず、成長軌道に乗せる確率も高くなってきます。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

私自身最近の役割として経営参謀役が一番自分に合っていると感じています。現在、数社の経営参謀役として関わっていますが、その重要性を実感しながら業務に携わっています。

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