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2012年10月19日 (金)

「マーキュリー通信」no.2012【「恩師田内幸一先生を偲ぶ会」盛大に実施】

マーケティングの大御所一橋大学の恩師田内先生を偲ぶ会が如水会館定員100名の富士の間に、田内先生の奥様とお嬢様直子さん他100名のOBが集い、全員で先生の遺徳を偲びました。

学生時代勉強熱心な私を見て、田内先生の後を継ぐ者として先生は期待されていたようです。

しかし、私は世界を股に掛けるビジネスマンの希望が強く、三井物産を選びました。

もし、先生の意思を継いでいたら、私の人生も全く異なった人生になっていたことと思います。

田内先生の講義は大変楽しく毎回楽しみにしていました。

先生の講義の中で一番印象に残っているのが、「認知的不協和」でした。

「消費者は、商品を購入する時に、不安を抱く。購入価格が高ければ高いほど、「認知的不協和」が大きくなる。従って、企業としては、この「認知的不協和」をいかになくしていくかがマーケティング上重要と言える」と講義されました。

例えば、100円ショップで衝動買いすることはよくありますが、その時この「認知的不協和」はほとんど起こりません。

しかし、車等高額商品を購入する時、消費者は不安になり、車購入後もショールームに出かけ、自分の意思決定が正しかったのかどうかを確認し、その不安を取り除こうとします。これが「認知的不協和」です。

あれから40年以上も経ちますが、今でも先生の教えの1つとして大切にしています。

一橋大学卒業後は、25年ほど前に私が中心となって田内ゼミ情報交遊会をスタートしました。

田内ゼミ情報交遊会は、田内先生を囲んで、毎月如水会館で教え子が自分の仕事を先生とゼミテンにレクチャーするといういわゆる背広ゼミです。

田内ゼミ情報交遊会では、先生と一緒に時々ゼミ旅行を行いました。最後は、田内ゼミ情報交遊会10周年を記念して韓国に1泊旅行をしました(1996年6月8日~9日)。

しかし、残念なことにその年の11月17日に田内先生は永眠されました。先生が亡くなられる直前に病院に入院中の先生に電話をしました。先生に「具合はいかがですか?」と聞くと、「菅谷君、苦しいよ~」というか細い声が返ってきたことを今でも印象に残っています。

先生の葬儀は四谷の聖イグナチオ協会で、雨降りしきる中、厳かに行われました。その日は田内ゼミ情報交遊会の日でしたが、先生も田内ゼミ情報交遊会に参加されることを楽しみにしていました。
当然田内ゼミ情報交遊会は、先生の葬儀に急遽切り替わりました。

こうして先生との思い出を振り返ると、先生から受けた大恩に感謝すると同時に、先生との思い出が走馬燈のように浮かんできます。

昨日、「恩師田内幸一先生を偲ぶ会」は無事滞りなく終わりましたが、代表幹事として大役を全うでき、肩の荷が下りてほっとしているところです。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

田内ゼミ情報交遊会は、先生の喪が明けた数年後にりそな銀行の辻寛氏が私の後を継いで、現在でも毎月開催されています。

田内先生という共通の恩師の下で、ゼミのOBが和気藹々と各自の仕事をオフレコの話も含め、本音で語れる田内ゼミ情報交遊会の存在は貴重な場となっています。

「恩師田内幸一先生を偲ぶ会」開催を機に、田内ゼミ情報交遊会がゼミOBの交流会の場として、仲間が増え、今後も続いていくことを切に望んでいます。

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