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2012年12月 2日 (日)

「マーキュリー通信」no.2048【人生100年時代を勝ち抜く為の最強戦略-35「人生8掛けの時代と認識する」】

政府が年金を60歳から65歳への引き上げに呼応して、産業界でも定年を65歳に延長する企業が増えてきました。

しかし、65歳ではまだまだ中途半端であることは誰でも知っており、今後更に70歳、更には75歳に引き上げていくことは容易に予想がつきます。

人生は80年時代ではなく、100年時代に移行しつつあります。

今年も喪中のはがきが多数届いていますが、女性の場合ほとんどが90代です。男性でも90代の人はいます。

私が社会人となった1972年当時、60歳の人を見ると「老人」というイメージでした。しかし、今60歳で老人呼ばわりすると気分を害されます。

現代の60歳は、感覚的には75歳でしょうか。75歳を8掛けすると、丁度60歳になります。

政府の施策はいつも後追いです。

従って、人生8掛けで計算すると100歳の8掛けは80歳で丁度つじつまが合います。

又、年金財政が破綻しているので、我々団塊の世代の後の世代は、満額回答をもらう事は厳しいと思いますが、我々団塊の世代も財源難から引き下げが行なわれることを覚悟した方が良いと思います。

従って、75歳まではしっかりと働き、それ以降の25歳は経済的に自立できる生活基盤を作ることが人生100年時代を勝ち抜く為の最強戦略」と思います。

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