「マーキュリー通信」no.2062【奇人変人の異見-197「暴風雨の中の安倍自民タイタニック号」】
予想通り民主の大敗、自民の圧勝の選挙で終わりました。
3年前、民主党に政権交代した時に、国民は民主党タイタニック号に乗船し、未曾有の
国難が襲うことを「マーキュリー通信」を通じ何度も訴えてきました。
そして、タイタニック号は現在床上浸水の段階まで来ていることも述べました。
現在のコマの中から選ぶとしたら、私自身、安倍総裁が総理には最適と思っています。しかし、今回安倍自民に政権交代してもタイタニック号の床上浸水の状態は変わりません。
安倍自民の最大の敵は、左翼のマスコミです。中でも朝日新聞とNHKが最大の敵です。
左翼紙朝日新聞は、保守の安倍嫌いであり、今回の選挙でも安倍批判をしてきました
。前回安倍政権の時に、バッシングを繰り返し、1年で首相の座から引きずり下ろした
最大の張本人でした。
今後もことある毎に安倍新首相の足を引っ張ることに注力し、1年以内に引きずり下ろ
すことが目標となるでしょう。
そして、すっかり中国のプロパガンダ機関にまで堕落したNHKは、中国の顔色をうかが
いながら、安倍新首相の足を引っ張っていくことでしょう。
特に尖閣を巡る紛争では、安倍新首相は強硬路線なので、NHKも日中平和の大義名分の下、産業界の支持を取り付けながら、安倍批判を強めていくことでしょう。
一方、北朝鮮は、先日のミサイル発射で日本の弱腰外交を見て、再度中国の代理人と
して威嚇攻撃を続けてくることでしょう。
国防、外交に関しては、公明党が及び腰のため、国会運営も厳しくなることが予想さ
れます。
更には、今年の参議院選をにらみ、民主党は党勢立て直しのために、安倍氏の攻撃を
徹底的に仕掛けてくることでしょう。
これら四面楚歌の状態を乗り切るためには、苦手の経済問題をいかに克服し、日本を
デフレから脱却させることができるかどうか。これが安倍政権の長期化と考えます。
安倍氏失脚以降の有力な首相候補はほとんど見当たらず、タイタニック号から下船し
て、新日本丸に乗り換えることを民意と考えます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
安倍政権の政策をチェックしてみると、ほとんど幸福実現党のぱくりです。左翼勢力
からの攻撃を避けるために、幸福実現党が主張する核武装の検討等はトーンダウンし
ています。
幸福実現党は、今回もマスコミに徹底的に無視されたために、議席確保には至りませ
んでした。しかし、3年半前の立党以来、選挙民の歓心を買うことより国益重視のぶれ
ない政策、主義主張に保守政党、マスコミも認めざるを得なくなってきているようです。
幸福実現党が国政に参加する時期はそう遠くない時期と思っています。
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