「マーキュリー通信」no.2069【奇人変人の異見-199「無責任な根拠が希薄な安倍バッシングは国益を損ねることをマスコミは自覚すべきです」】
本日安倍新政権が発足しました。
自民党圧勝以来、マスコミの言動を見ていると、安倍バッシングが目立ちます。朝日新聞、夕刊タブロイド紙、週刊誌等を見ると、安倍バッシング一色です。
主な主張は安倍バブルで超インフレ時代到来、右翼タカ派内閣で戦争勃発の恐れ等安
倍新内閣に期待しない論調が多数派です。
朝日は、「高度成長の夢を追うな」とインフレターゲット2%に批判的です。朝日の経済音痴ぶりは今更ですが、こういう不見識な社説をよく恥ずかしげもなく書けると思います。
もし、このまま安倍バッシングを続けることで、再度安倍降ろしに成功した場合、一番損を見るのは国民です。
彼らの目的は、衆院選で大勝利した自民党をねたみ、参院選での自民党の大勝利にストップをかけることなのでしょうか。
こういう根拠が希薄な安倍バッシングを続けていくと、安倍内閣は思い切った政策を打てなくなります。
当然、参院選勝利のために、反TPPの農協、農民票取り込みの為に、経済界の顔色も伺
いながらTPPは玉虫色の内容となっていくことでしょう。
補助金漬け行政の最たる農家保護もそのまま温存させることでしょう。その他、巨大な利権である医師会にもメスを入れることは先送りすることになるでしょう。
沖縄の普天間基地移転問題決着も参院選以降に先送りとなるでしょう。
尖閣問題も、参議院選終了までは、なるべく波風を立てないことにするでしょう。
マスコミは日本の国益をきちんと理解した上で、責任ある言動をすべきです。
さて、安倍内閣が掲げるインフレターゲット2%に関しては、私はGDP実質成長率2%を目指すべきと考えます。
なぜなら円安傾向で石油価格を始めとする輸入価格の上昇により放っといても物価はじりじりと上昇し始めて行きます。
これでは消費税は上がり、給料も上がらず、国民は踏んだり蹴ったりです。
それよりはGDPの実質成長率を2%とする方が国民受けする政策と思います。その結果
、雇用が増え、物価が2%上昇、つまり名目GDP成長率4%なら国民は歓迎のはずです
。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
安倍内閣の経済成長路線、国防、憲法改正、教育改革等主要政策の大半は、幸福実現
党の政策をぱくっています。
但し、マスコミの安倍バッシングで、改革は参院選まで遠のくことが危惧されます。
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