「マーキュリー通信」no.2077【人生100年時代を勝ち抜く為の最強戦略-37「年金程度で暮らせる一人暮らしの高齢者のコミュニティ・ホーム『ユートピア館』の発想のきっかけとは」】
子供の頃に大変お世話なった伯父さん(母の兄)が76歳で他界しました。するとそれまで至って元気だった伯母さんが夫の死の影響で突然寝たきりの認知症老人となりました。
伯母は伯父の後を追うようにして、その2年後に76歳で他界しました。
伯父さん夫婦は資産家でしたが、たとえマイホームや財産があっても、心身共に元気でなければ意味がないとその時の無情さを実感しました。
当時の平均余命は70代半ばでしたが、それ以降平均余命が延び、今や90歳前後となって来ました。
同時に寝たきり認知症老人が周りで当たり前の世の中となって来ました。
政府による介護保険制度は、私は介護老人増加システムと思っています。
それよりいかに政府のお世話にならない心身共に元気な自立した高齢者で溢れた社会を作っていた方がより幸福な高齢化社会と考えています。
その受け皿が「ユートピア館」です。
独身時代、私は三井物産の独身寮(第2府中寮)で暮らしていました。6畳1間の個室でしたが、食堂と談話スペースは共有です。
三井物産の独身仲間ととても楽しい時を5年間過ごしました。
一方、現在は私が住むライオンズシティ池袋の理事長を務めています。初代、6代目、そして今期18代目と今回で3回目です。
初代理事長の時に、「自分の財産は自分で守る」というスローガンを掲げ、管理組合を運営してきました。その伝統が活かされ、今でも毎月理事会を開いています。そして、築18年のマンションとは思えない管理状況です。
「ユートピア館」も同様です。
「自分たちの住む居住空間は自分たちで管理運営し、快適な生活ができるよう良好な状態を絶えず保つ」が理念です。
独身寮とライオンズシティ池袋の理事長の経験を活かし、「ユートピア館」を運営していきます。
「ユートピア館」には、個室以外に共有スペースとして食堂と談話室、浴室があります。その管理運営は全て入居者が行います。
この管理運営を通じ、コミュニケーションが生まれ、皆元気になっていきます。
「ユートピア館」では、高齢者のことを「幸齢者」と呼びます。即ち、皆幸福に年を重ね、最期は天国へと旅立っていきます。そうですぴんぴんころりのピンころ人生を全うしていきたいと思っています。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
元日の年賀状に「ユートピア館」のことを書いたら、早速協力者が現れてきました。
新築を狙うより競売物件の方が安く入手できるとのことです。
昨年、親しくしている工務店のK社長も競売物件を格安で入手し、リフォームしました。その物件を訪ねましたが、中古とは思えいないできばえです。
私の好きなTV番組に「ビフォーアフター」がありますが、これは住宅リフォームを取り扱った番組です。
「ユートピア館」の縁がこうやってできつつあります。
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