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2013年1月14日 (月)

「マーキュリー通信」no.2084【人生100年時代を勝ち抜く為の最強戦略-39「定年後の『減縁』対策として重要なこととは」】

定年退職すると職場や取引先との縁が切れます。自分の身の回りの縁がぐんと減り、寂しい思いをする人は多いと思います。

定年後は、会社人間から社会人間に切り替えることが定年後の人生を充実させる秘訣です。

社会人間に切り替える1つに宗教の存在があります。宗教が高齢者の受け皿となります。

昨年12月アメリカの調査機関「ピュー・リサーチ・センター」の調査結果で、日本は世界の人から見ると世界4位の「無宗教国家」であると思われているそうです。

同調査では、日本人の57%が無宗教、36.2%が仏教徒となっているそうですが、比率50%以上の「無宗教国家」は、わずか5カ国(チェコ、北朝鮮、エストニア、日本、中国)しかないそうです。

「無宗教人間」というのは、世界の常識では「獣」のような野蛮な存在と思われているようです。

これまで会社人間一筋でやってきた人は、宗教を考える余裕なく人生を送ってきた人が多いと思います。

宗教の最大の役割は、あの世の存在を伝えることです。

人間は必ず死にます。定年後のあり余る時間を、人間は何の為に生き、死んでいくかということを宗教を通じ、学ぶことも重要と考えます。

宗教を選ぶ基準として、「心の教え」があるかどうかが最重要となります。

一方で御利益中心の宗教は気をつけた方が良いと言えます。「あなたの病気は何世代前の先祖が浮かばれていないから、それが原因で祟りがある」と脅すような宗教は避けるべきです。

又、「お経を唱えれば救われる」とする宗教は、複雑な現代社会の問題を解決するには力不足であることは否めません。

25年ほど前、私は友人の勧めで手かざしで病気が治る宗教に入りました。手かざしをすると相手の体が動き、憑依している悪霊が離れていくという理屈でした。

宗教家で悟った人が手かざしをすると病気が治ることはありますが、素人が手かざしをやってもお互いに憑依している悪霊をとばしっこしているにすぎません。

定年後に、一度宗教施設を訪ねてみると良いです。入るのも辞めるのも簡単な宗教は問題ありませんが、辞めるときになかなか辞めさせてくれない宗教は要注意です。

その手かざしの宗教を辞めるとき、それまで穏やかだった道場長から「地獄に堕ちるぞ」と脅かされました。これなど誤った宗教の典型です。

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コメント

菅谷さん、宗教論に就いては各自表現の稚拙により、数多くの宗教があり、上位の宗教の優劣は、比較は難しく、禅でいう「無」で、一蹴されるでしょう。今、密教の空海に関心があるが、空海は全ての崇める神は一つと言って居るようです。 手かざしの宗教は沢山あるらしい。亡妻が縁あって入会した高山に本山のある手かざしの崇教には、妻への付き合いで入会したが、中味は一流と思う。奥が深いのは、全ての宗教を包含している。外国の信奉者も多く、国内でも一流人が入会している。仏教、キリスト教、全宗教を包含している。小生も自由に、禅などの宗教哲学を勉強をさせて頂いて居る。手かざし宗教も色々あるようだ。 まんちゃん

投稿: まんちゃん | 2013年1月17日 (木) 11時03分

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