「マーキュリー通信」no.2088【ワンポイントアップの経営術-65「トップマネジメント以外は全てアウトソーシングできる」】
ピーター・ドラッカーは名著「ネクスト・ソサエティ」の中で、「トップマネジメント以外は全てアウトソーシングできる」と主張しています。
このコンセプトは全ての企業に当てはまることですが、特に人材が不足している中小企業には重要です。事実多数の中小企業でアウトソーシングを実施しています。
ピーター・ドラッカーは、このアウトソーシングのコンセプトをさらに進め、トップ・マネジメント以外は全てアウトソーシングできると言っています。
トップ・マネジメントの仕事は、事業の方向付け、計画、戦略立案、価値の創造、提携、合弁、研究開発、イノベーション等に及びます。
そのベースとなるものが、価値観の確立です。ミッション、使命感の追求です。これが確たるものとなるとき、企業として存在意義が明確となって来ます。そして、個が確立し、企業は成長発展していきます。
IT技術が発達し、中小・ベンチャー企業も大企業に対等に戦える時代となって来ました。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
マーキュリー物産は設立してちょうど10年が経過しました。当初世界最小の総合商社とし
てスタートしましたが、その後、経営コンサルタント、経営参謀役、研修事業、そして今後
は高齢者向けシェアハウス「ユートピア館」の建設等事業内容が多岐にわたってきたので、
マーキュリー物産の社名が現実と乖離してきました。
そこで、マーキュリーグループという形に切り替え、その下に有限会社マーキュリー物産を
始め他の業務を位置づけることにしました。
私も目指すはドラッカーのワンマン・トップ・マネジメントカンパニーです。
今後もご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
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