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2013年2月11日 (月)

「マーキュリー通信」no.2105【奇人変人の異見-203「尖閣問題は中国を理解し、国家戦略を立てることから始まる」】

最近の世論調査で安倍内閣の支持率が7割を超えました。アベノミクスと称する経済政策を評価しているようです。

一方で、今後尖閣問題を始めとする国防問題が最重要課題となってきます。

尖閣問題を理解するとき、中国をしっかりと理解し、その上で国家戦略を立てることが肝要です。

中国、正式名称はシナです。シナのことを中国と呼んでいる国はあまりいません。英語でもChinaです。
シナは、中国共産党が蒋介石率いる国民党政権を内紛で台湾に追放し、1949年に成立した国家です。国家としてはわずか63年の新しい国家です。

その後、満州、ウィグル、チベット、内モンゴルの近隣諸国を侵略し、植民地化してできた国家が現在の中国です。

従って、現在の中国は漢民族による近隣諸国の侵略によって成立している国家であることをまず認識することが肝要です。

中国の基本思想は華夷思想です。つまり中国が世界の中心にあり、周辺国は野蛮国であり、中国に朝貢するのが筋だと考えています。

日本に対しても随、唐の時代には属国だった国に日中戦争で負けて、非常に悔しい思いをしています。従って、その恨みを晴らすためにいつか日本を植民地にすることが中国の基本的な考えです。

この華夷思想に基づき、中国は自分の欲しいと思ったモノは自分のモノだと思います。その為に、平気で嘘をつきます。嘘もつきまくっている間に事実になるというのが中国の基本的考えです。南京大虐殺事件等その典型です。

又、目的を達成するためには手段を選びません。昨年の過激な反日デモも、習近平が裏で操った国家主導のやらせデモです。

尖閣問題は、当初海底石油資源発見によりにわかに注目されましたが、現在の中国はそれより更に重要な海洋戦略上の重要な基地と考えています。

尖閣、沖縄、台湾を自分のモノにすることで、南シナ海から東シナ海に至るシーレーンを確保し、太平洋進出を狙っています。

この時、海上輸送ルートを中国に押さえられ、日本は中国の属国となり、更には自治区、植民地化の道を辿ります。

中国の属国となったとき、日本はウィグル、チベット、内モンゴル同様に、自由は剥奪され

、それは恐ろしい大量の虐殺が始まります。そして大量の漢民族が移住し、中国化政策を実行し、少数民族のアイデンティを消滅させる政策を次々と実行していきます。日本のマスコ

ミは中国に気を遣いこの恐るべき事実を報道していません。

それでは、安倍政権はどういう方針で臨むべきでしょうか。

中国との軍事衝突を避けるために、毅然たる態度で臨むべきです。民主党のような媚中、服従外交は中国の思うつぼです。

その為の国防強化、日米同盟の強化、そして憲法9条改正、非核3原則の廃止等中国に攻め込まれないためのありとあらゆる手段を講じるべきです。

一方、習近平はありとあらゆる手段を使って必死になって尖閣を奪いに来ます。中国の核ミサイルは日本の主要都市に向けて、いつでも発射できる態勢にあります。しかし、習近平も武力衝突はなるべく避けたいところです。米国の後ろ盾がある日本を攻めたら、負ける可能性もあります。その場合、習近平は失脚します。

その為に、朝日、毎日、東京、中日新聞、NHK等反日マスコミを使って、安倍政権の失脚を画策しています。

民主党政権の時に、普天間基地移転問題で日米関係を悪化させ、沖縄から米軍を追い出す事に後一歩のところまで来たのに、自民党政権誕生で一歩後退です。

従って、今後も沖縄から米軍追放の為の様々な画策をしてくることが予想されます。

その時の国民のとるべき態度は、安倍政権の目先の政策に一喜一憂しないことです。左翼政党が政権を取るといかに国家を危機に導くかということを身をもって知ったはずです。従って、反日左翼のマスコミのプロパガンダに乗らないことです。

「どんなことがあっても安倍内閣を支持していく」、これが何よりも重要なことです。

マスコミのプロパガンダに引っかかって安倍内閣が失脚したとき、その時は中国の思うつぼで、日本は再び破滅の道へと突き進むことになるからです。

残念ながら現在の日本の政治家で安倍首相の後釜となるような人材が見つからないのが、最大の問題点です。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

中国関係の本をこれまで30冊以上読んできましたが、マスコミが報道していないことがいかに多いかが分かりました。マスコミのプロパガンダに乗せられないために、中国関係の本を是非読むことをおすすめします。

最近読んだ本は「中国はなぜ尖閣を取りに来るのか」(加瀬、藤岡著、自由社)、「中国は

いかに国境を書き換えてきたか」(平松茂雄著、草思社)、「日本の国益」(黃文雄、石平

、ペマ・ギャルポ他著 幸福の科学出版)、習近平の野望(相馬勝著、幸福の科学出版)で

す。いずれも力作です。

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