「マーキュリー通信」no.2120【ドラッカーの金言「変化をコントロールする最善の方法は自ら変化を創り出すことである」】
毎朝「ドラッカー365の金言」を読んでいますが、その時々の状況に応じ、捉え方も変わり、
時として大きな学びとなることが多々あります。
本日の金言は、「変化をコントロールする最善の方法は自ら変化を創り出すことである」です。
今、政治経済社会において大変革、言い方を変えれば乱気流の時代です。組織が大きくなればなるほど、変化の仕方が緩やかです。
従って、この乱気流の時代に対応していくためには自らを変化させるしかありません。
ビジネスにおいては、大企業になればなるほど変革が難しいです。だからこそそこに中小・ベンチャー企業に商機があるわけです。それをつかめず変化に対応できない中小・ベンチャー企業は消え去るのみです。
個人においても同様です。民主党政権の時に社会保障と税の一体化改革と訴え、消費税の増税が決定されました。
しかし、社会保障と税の一体化改革を信じている人は、後でそのつけが確実に自分に回ってきます。その財源が消費税をちょっと上げただけでは到底追いつかないのですから。
今、年金をもらっている世代も、いずれ減額又は物価上昇で実質手取り収入が減ることは目に見えています。
事実電力料金の値上げは実質手取り収入が減りました。消費税増税もしかりです。
従って、個人が変化していくしかありませんが、最善の変化は、生涯現役のつもりで、自らが社会と関わり続けることだと思います。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
「善意で舗装された道の先は地獄である」という格言があります。「社会保障と税の一体化改革」も善意で舗装された道といえます。
後々地獄の苦しみを味わいたくない人は、自ら自立していくしかないと思います。
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