「マーキュリー通信」no.2152【今年の巨人軍の戦いぶり】
今年の巨人軍の戦績は予想通り、昨日現在20試合を終わり、14勝4敗2引き分けとダントツ首位を突っ走っています。
原監督の多少の采配ミスを無視しても、圧倒的な戦力の基に、主力選手にけがが続出ということがない限り今年は最初から最後までぶっちぎりで優勝でしょう。
最大の貢献者は、原監督の甥で一浪して念願叶って巨人に入団した菅野投手です。4試合投げて、いずれも試合を作り、3勝負けなしです。菅野投手の活躍で、ローテンションが崩れずに、きちんと回っています。
安定した6人の先発投手と強力な中継ぎ、そして押さえも西村が役割を果たしています。投手陣が安定していれば、野球は7割勝負ありといわれており、これだけで優勝間違いなしです。
一方で、打線はロペスとボウカー2人の活躍が大きいです。2人で6ホーマー、この2人がいなければ、2~3勝は星を落としていたかもしれません。
しかし、プロ野球は勝てば良いというモノではありません。
大ベストセラーとなった「もしも高校野球のマネージャーがドラッカーのマネジメントを読ん
だら」には、高校野球のミッションは、「感動を与えること」を掲げています。
プロ野球も同様と思います。
外国人選手の活躍より、太田、中井、矢野、藤村、松本他生え抜きの若手選手がそれぞれの役割を活かしながら、はつらつと活躍した方がファンに感動を与えます。
その分、多少勝率が落ちても、ファンは納得すると思います。逆にその方がエキサイティングなペナントレース展開となります。
2人の外人選手の活躍は、若手の活躍を阻みます。ただ幸いなのは、ラミレスのような超大物になると、不振でもスタメンから引っ込められることはありませんが、この2人の場合は、打てなくなれば、スタメンから外される選手ので、その分多少采配が柔軟になります。
ファンは正直です。視聴率が落ちれば、TV放映もされません。先週広島-巨人戦がマツダ球場で行われましたが、3戦とも放映がありませんでした。以前ならこんなこと考えられませんでした。
もし、このまま巨人が首位を独走したら、セリーグのペナントレースは興ざめしてしまいます
。巨人も真の意味でファンを大事にしないと、野球離れが加速化しますよ。
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