「マーキュリー通信」no.2182【ワンポイントアップの経営術-72「パフォーマンスより誠実さの方が大事」】
社長の仕事の1つとして社員をやる気にすることが大切です。時には社員を叱咤激励することも大事です。しかし、その気持ちが本当に社員の為に思ってそうしているのかが重要です。
M社長の場合、アルコールが好きなので、酒席で社員、取引先、お客様等とひんぱんに握手をして雰囲気を盛り上げようとします。
先日も、古参社員に「Tさんだけが頼りです。どうか今後も我が社のために全力投球でがんばってください」といって、固い握手を交わしました。
しかし、その舌の根が乾かないうちに、T氏を解雇してしまいました。
M社長にも当然言い分はあると思います。
しかし、社員はそのやりとりを見ています。当然社員側からの見方になります。社長に対する不信感と、いつ自分も同じ目に遭うのかびくびくしながら働きます。
そして、社内にはイエスマンがはびこるようになります。
こういう会社は、社員が次々と辞めていき、会社が発展していくことは難しいと言えます。
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