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2013年7月 3日 (水)

「マーキュリー通信」no.2191【人生に勝利する方程式-85「蜘蛛の糸の活用は人間の思い次第」】

最近は人間の脳力を遙かに上回る動物の超能力を科学技術に応用することが盛んなようです。

その1つ、蜘蛛の糸もかなり強靱な繊維だそうで、鋼鉄超える強度とナイロン顔負けの伸縮性 を持つ世界初「クモの糸」量産化に成功したそうです。

さて、私は芥川龍之介の短編小説「蜘蛛の糸」を高校生の時に読み、未だに強く印象に残っています。

カンダタという大悪人は死後、地獄の底に真っ逆さまに堕ち、他の地獄霊と共に苦しみを味わっています。

カンダタは生前1つだけ良いことをしました。それは蜘蛛を殺さずに助けたことです。

お釈迦様はそれを思い出し、蓮の花の葉の間から1本の糸を地獄の底まで垂らしました。

カンダタはその蜘蛛の糸に気づき、蜘蛛の糸を辿り、地獄から脱出しようとします。

細い蜘蛛の糸でしたが、カンダタの体を支えるに足りるだけの強靱な強度をもっていました。

カンダタは地獄の底から抜け出す一歩手前まで来たときに、一休みします。

すると下の方に多数の罪人が蜘蛛の糸をたぐり、カンダタの後を追いかけてきます。

カンダタはそれに気づき、カンダタ一人でも切れそうな糸なのに、数千人の罪人が一緒に蜘蛛の糸をたぐってくれば、糸は容易に切れることが想像できます。

そこでカンダタは、下の方に向かって大声で叫びます。

「こらっー、この蜘蛛の糸はオレのモノだ!さっさと糸を放せっー」

その瞬間蜘蛛の糸は切れ、カンダタ以下全員元の地獄の奥深くへと堕ちていきました。

蜘蛛の糸が世の中に役に立つのかどうか、それは人間の思い1つにかかっているようですね。

そして、ここからの教訓は、神仏への信仰心、利他の心、これを強くもっていると、不可能と

も思えることも成し遂げることができる良い例だと思います。

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