« 「マーキュリー通信」no.2198【政治家の仕事は「成果を上げる政府」を創ること】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2200【奇人変人の異見-210「役人の頭をリストラするのがアベノミクスの規制緩和の目玉とすべき」】 »

2013年7月17日 (水)

「マーキュリー通信」no.2199【ワンポイントアップのプレゼン力-4「ラポール(心の架け橋)の重要性」】

プレゼンする前に重要なことは、相手の心を開かせることです。これをラポールと言います。
ラポールとは、フランス語で「橋をかける」という意味で、相手と自分との間に心の橋が架かっている状態、すなわち、心が通じ合い、互いに信頼し、相手を受け入れている状態を意味する。

まず相手と会ったときには笑顔で接する。硬い表情で接したら、それが相手にも伝わります。

次に、場を和ませるような挨拶をしていきます。それは相手の個人に関することだったり、会社に関することだったり、自分とその会社との関係だったり、いろいろあります。

例えば珍しい名前なら、そのことに触れたりします。

その後、今回のミーティングの趣旨を説明します。

私がプレゼンターなら、前回のワンポイントアップのプレゼン力で述べたように、会話のキャッチボールをしながらプレゼンを進めていきます。

そうでない場合には、脇役として場の空気を和らげるように努めます。

相手の心が開いていない状態では、相手は聴く耳を持ちません。それを相手の表情から読み取ります。

時々大上段に構えたような質問を投げかけるプレゼンターがいます。そのような場合、相手の表がこわばり、不快になったのが直ぐに分かります。場の空気が重くなってきます。

そのような場合には、脇役としてその場の空気を和らげるように努めます。

プレゼンとは、プレゼンする前から始まっていると認識することが重要です。

| |

« 「マーキュリー通信」no.2198【政治家の仕事は「成果を上げる政府」を創ること】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2200【奇人変人の異見-210「役人の頭をリストラするのがアベノミクスの規制緩和の目玉とすべき」】 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「マーキュリー通信」no.2199【ワンポイントアップのプレゼン力-4「ラポール(心の架け橋)の重要性」】:

« 「マーキュリー通信」no.2198【政治家の仕事は「成果を上げる政府」を創ること】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2200【奇人変人の異見-210「役人の頭をリストラするのがアベノミクスの規制緩和の目玉とすべき」】 »