「マーキュリー通信」no.2211【幸福になれない症候群-2「取り越し苦労をする人」】
世の中にはまだ起きていない不確かな事を不安に思っている人が結構います。
大地震が来るとか、原発事故が再び起こるとか、ハイパーインフレが起こるとか、まだ起こるかどうか分からないことに対し、不安を持つ人がいます。これを取り越し苦労といいます。
「取り越し苦労」の人の心は不幸感覚です。
世の中の出来事で自分にはコントロールできるものとそうでないものがあります。
コントロールできるものは自分で対応策を打っていけば良いのです。例えば消費税が来年の4月から上がることが予想されています。
その場合には、高額の商品は今のうちに買うべきかどうかを検討しておきます。まだ十分使える電機製品ならそのまま使えば良いし、そろそろ買い換えようと思えば、今のうちに買っておけば良いのです。
一方で、コントロールできない事象に対しては、それなりの対策をしておけば良いのです。
大地震なら、家具の転倒対策や食料、水の備蓄等です。
ハイパーインフレ対策ならローンを組んでマイホーム購入です。ハイパーインフレが起これば借金の負担がぐんと減ります。
マイホームをもっている人で、預貯金をもっている人なら、外貨建て預金とかを検討して、資産のリスク分散を図れば良いです。
そして何ももっていない人は、「失うモノがないので気楽だ」と思えば良いのです。人生は有限、いずれはあの世に召されていくわけです。あの世には財産は持って行くことはできないと考えれば気楽です。
最後に、「もし天変地異が来て死んだらどうなのか?」と不安に思っている人へ。
あの世は100%あります。だから天変地異で不幸にして早めに死ぬ場合は、この世を卒業して、あの世に早く還るのだと思えば気が楽です。
あの世は、食事、睡眠は不要で、仕事がなくても快適に暮らせるところです。但し、悪いことをした人は、地獄に堕ちて反省を強いられます。地獄でも食事、睡眠は不要ですが、快適さとはほど遠い暮らしとなります。
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