「マーキュリー通信」no.2239【ワンポイントアップの人間力-34「本当の自分を知る-Part2」】
9月14日~16日の3連休を利用して、琵琶湖の研修所で「運勢好転の秘法」という瞑想研修を受けてきました。
そこで、新たな「本当の自分」に気づかされました。
「本当の自分」とは、子供の頃から両親を始めとする周囲からの影響、学校教育、社会人人生等様々な経験をしますが、そのどれからも影響されずに本来もっている自分のことです。
「本当の自分」は、生まれてから現在に至るまでに、湧き水のように出てきます。
「本当の自分」を知ると、人生を生きていく上での指針となります。「本当の自分」を上手に
コントロールすることで、人生の様々な試練や出来事を乗り切っていくことができます。
今回新たに発見した「本当の自分」とは、「やさしさ」でした。
「やさしさ」が初めて現れたのが、中学2年生の時、級友のS君に対してでした。
S君は、孤児を預かる施設調布学園で暮らしていました。親がいない影響でたいていの子供は非行に走ります。
しかし、S君はまじめでした。そんなS君の志望校世田谷の砧工業高校に合格できるように、マンツーマンで教えました。そんな努力の甲斐あって、S君は砧工業高校に見事合格しました。その時の合格をS君と一緒になって喜びました。
その時、私にはもう1つの「本当の自分 魂の純粋性、純粋な心」がありました。私心なく、
心底S君の役に立ちたいという思いです。
この2つの「本当の自分」が、丁度湧き水のように現在まで脈々と流れています。この2つの「本当の自分」は、いつも同時に現れるわけではありません。どちらか片方だけのことも多いです。
さて、2つ目の「本当の自分 やさしさ」ですが、これが自分の強みにも弱みにもなります。
「強み」に関しては、私のところには、子供の頃から現在まで老若男女を問わず様々な人が訪ねてきます。そして、相談事に関しては、いつも誠実に親身になって相談に乗ります。
又、学生の頃から、同期会の代表を引き受けたり、異業種交流会の代表世話人を引き受けたりするのもその現れと言えます。
一方で、「弱み」の部分は、お人好し、これが腋の甘さにもつながり、人からだまされたりす
ることもたびたびありました。
「本当の自分」を知り、自分の強みと弱みを自覚し、自らの行動パターンが弱みに陥っているかどうかが分かれば、軌道修正していきます。その結果、失敗しなくて済むようになります。
一方、強みの部分に関しては、いろいろな案件、相談事に乗りすぎて、器用貧乏になっていないかどうかをチェックしています。そのような場合には、勇気を持って断ることも時には必要となります。
安請け合いすることで、lose-loseの関係になっては、お互いに不幸となります。
このように「本当の自分」を知り、コントロールしていくことで、人生という道を事故なく安
全運転していくことができます。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
私は、3ヶ月に1度自分を見つめる2泊3日の瞑想研修に出かけます。この瞑想研修が終わった後は、丁度湯上がりのように心のアカやさびがきれいさっぱりとれ、心身共に心がさっぱりした爽快な気分となります。
これが私にとっての最高の贅沢と言えます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.2238【幸福になれない症候群-4「劣等感で悩む方へ」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2240【ワンポイントアップのプレゼン力-6「自分のプレゼンを録画して、チェックしてみる」】 »
コメント