「マーキュリー通信」no.2246【人生100年時代をぴんぴんころりで楽しく生きる法-47「定年で失われるかきくけこ」】
定年になると失われるモノに「かきくけこ」があります。
か:肩書き
き:金銭、業務(仕事)
く:苦楽を共にする仕事仲間
け:健康
こ:交際、交通手段
特に現役時代地位が高かった人ほどそのギャップが大きくなります。今まで自分の所に集まってきた部下や取引先がさっと引いていき、ショックを受けることが良くあります。
昔の職場を訪ねると1回目は歓迎されます。しかし、2回目、3回目となるとだんだん疎んじられてきます。その当人がいなくても、仕事は順調に回っていることが分かります。
毎日使っていた交通手段がなくなります。実は、毎日のハードな通勤により体力を鍛えられていたことが分かります。地方は車社会なので、都会の人の方が体力はあるそうです。
定年時の重要なことは、これまでの会社人間から社会人間に発想を大転換することです。
これまで会社の為に社畜として頑張ってきましたが、今後は自分の経験を活かしながら世の中のために役に立つことをやっていくという気持ちの切換が大切です。
この切換がスムーズにできない人ほど、認知症になる確率が高くなります。逆に、切換がスムーズにできる人ほど、第2の人生をエンジョイできます。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.2245【ワンポイントアップの経営術-74「大企業病化した販売員が多くなると会社は衰退の方向に向かう】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2247【ワンポイントアップの人間力-35「感謝の100倍返し」】 »
コメント