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2013年10月21日 (月)

「マーキュリー通信」no.2262【年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けシェアハウス-6「義母のグループホームを訪ねて思う」】

昨日は義母が暮らす「グループホーム馬堀海岸」を訪ねました。

グループホームを訪ね、現代の日本の超高齢者社会の縮図を感じました。

「グループホーム馬堀海岸」は、女性の個人オーナーが経営する定員27名のグループホームです。湘南海岸を眼下に見下ろし、眺望のすばらしい良く管理されているグループホームの印象をうけました。

現在寝たきり認知症老人が200万人を超える超高齢者社会の受け皿として「グループホーム馬堀海岸」は良く機能しており、ここに住む高齢者はある意味で幸福と思います。日本は良い国と思います。

当日は、ライブのコンサートがあり、入居者全員が参加しました。多くの高齢者には家族が訪ね、コンサートを一緒に観賞しました。

しかし、家族の訪問がなく、一人で参加する高齢者も結構いました。車椅子の高齢者で、無表情でコンサートを見ている高齢者もいました。

グループホームでは、食事や入浴の時間以外は自由時間です。大半の高齢者は、やることがなく暇をもてあましています。炊事洗濯を始め入浴まで全てお任せです。

人間は、やることがなく暇、そして世間から必要とされなくなるとどんどんぼけていきます。

要介護度も上がっていきます。

私が何度も問題提起をしていますが、現代の社会保障制度は、要介護度老人をどんどん上げていく仕組みとなっています。その結果、社会保障費は年々膨張していっています。

20年前の高齢者は、概ね70代半ばで亡くなっていました。従って、介護問題はそれほど大きな社会問題ではありませんでした。

しかし、その後10年は平均寿命が伸び、人生100年時代に向け、高齢者の寿命はどんどん伸びていっています。

但し、最後の10年は寝たきり認知症老人が増加しています。

そこで私は生涯現役社会を提唱し、その実現に向け「年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けシェアハウス」「ユートピア館」の建設に向け、企画を進めています。

自立型高齢者社会の実現こそ、社会保障費の削減になるのだとグループホーム訪問を通じ、再認識しました。

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