「マーキュリー通信」no.2270【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-27「相手のカルチャーを理解することも英語上達の秘訣」】
30年前にカナダに駐在しました。駐在当時、日本とカナダの文化の違いにカルチャーショックを受けました。
まず最初のカルチャーショックは、日曜日にデパートやショッピングセンター等が閉店で買い物ができないことでした。
カナダ人は、日曜日は協会に行く日であり、聖なる日なのです。宗教心が根付いており、女性は、子育てが終わると、社会への恩返しとしてボランティア活動を始めます。
当時エコノミックアニマルの先兵として効率性を重視し、日曜日に商店街が閉鎖するのは実にもったいないと思っていた私にはカルチャーショックでした。
日曜日に商店街が閉店することは、慣れれば何とも感じなくなります。
又、カナダ人は公私のけじめが明確で、現代風にいえばワークライフバランスが取れていました。
基本的には残業はしません。週の内、2日以上残業すると、家庭不和の元となり、離婚にすら発展します。
当時、毎日深夜まで仕事をしていた私にとってはまさに驚きでした。
英語とは、単に話せれば良いのではなく、相手のカルチャーや性格を理解するところからコミュニケーションがスタートする事をその時学びました。そして、そのことが英語上達の基本であることも分かりました。
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