「マーキュリー通信」no.2270【幸福になれない症候群-6「悲劇のヒローインを演じる」】
時々自分はいかに不幸であるか、運が悪いということを並べ立て、周りの同情を引こうとする人がいます。
周りの人も最初は親身になって聞いていても、それが何度も続くとだんだんと嫌気がさしてきます。
テレビ等で自分よりもっと不幸な人の存在を知っても、自分の方が更に不幸だと思い込んでいます。悲劇のヒローインを演じている人は、たいてい土ツボにはまっています。井の中の蛙状態です。
そのようなときに、海でも山でも良いですから、一人きりになって大自然と触れてみることです。大自然の中で自分を見つめてみると、自分の小ささに気づきます。大自然に活かされている小さな自分の存在に気づきます。神仏の存在に気づくときもあります。その時はふつふつと感謝の思いが湧いてきます。
そして、ふと我に返り、悲劇のヒローインを演じていることにばかばかしく感じるようになり
ます。
その時大事なことは素直になることです。現実を素直に受け入れることで、自分が見えてきます。
そして、小さな世界から抜け出している自分に気づき始めます。いつの間にか悲劇のヒローインを忘れている自分となっていきます。
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.2269【ワンポイントアップの人間力-38「1日15分、感謝の時間を作る」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2271【楽天優勝!おめでとう、日本一!】 »
コメント