「マーキュリー通信」no.2277【奇人変人の異見-217「子供にとってポルノ漫画より有害な漫画「はだしのゲン」】
松江市の「はだしのゲン」事件は教育界に大きな波紋を投げかけています。
松江市教育委員会が、学校図書館での「はだしのゲン」の閲覧について、教育上の配慮から、一旦は児童の目から遠ざけられました。
しかし、「知る権利の侵害」と日教組を中心に反対運動が広がり、撤回されてしまいました。
日教組は「知る権利」を主張していますが、子供にはそれが当てはまりません。大人には、子供から有害図書を閲覧させない権利と義務があります。
「知る権利」を主張するなら、有害なアダルト物、ポルノ漫画まで閲覧自由となってしまいま
す。
「はだしのゲン」第10巻を私も読みましたが、ポルノ漫画以上に有害図書です。国旗「日の丸」と国歌「君が代」を忌み嫌い、原爆投下の責任を天皇陛下に押しつけようとしています。大半が事実の歪曲と偏った極左思想に塗り固められています。
一例を挙げると、
p173「あの貧相なつらをしたじいさんの天皇、今上裕仁を神様としてありがたがり、でたらめの皇国史観を信じ切った女も大バカなんよ・・・」
p239「殺人罪で永久に刑務所に入らんといけんやつはいっぱいおるよ。まずは最高の殺人者天皇じゃ。あいつの戦争命令でどれだけ多くの日本人、アジア諸国の人間が殺されたか」
p240「日本人の手で、天皇始め戦争指導者を裁く裁判をやらんといけんわい」
そして、p20には、
日本兵が、捕虜に対し、極悪非道の方法で殺戮するシーンや、婦女子を強姦し、妊婦の腹を切り裂くといった衝撃的なシーンが漫画でリアルに描かれています。
「はだしのゲン」は、漫画という媒体を使った子供たちの洗脳教育書です。「はだしのゲン」
を読んだ子供たちは、日本の先祖を尊敬できなくなり、日本国に対する不信感をもつことになります。
昨夜、豊島区立中央図書館を訪ね、副責任者に「はだしのゲン」の問題箇所を見せながら、説明しました。
その副責任者は「はだしのゲン」の内容までは把握していませんでした。
私は、「はだしのゲンは児童図書コーナーに置かれていますが、子供が見たらどう思いますか」と聞いたところ、その副責任者は「それは子供の判断に任せれば良いと思います」と回答しました。
私は唖然として、「子供には判断能力はありません。私ははだしのゲンをポルノ漫画以上の有害図書と見做しています。私は豊島区民です。区民の税金をこんなひどい有害図書に使われるのは、納税者としてダンコ許せません。副責任者がそのような対応なら、私は豊島区長にはだしのゲンの図書館から撤去する要望書を送ります」と語気を強めて迫ったら、副責任者は、狼狽して、私の名前と電話番号を聞き、「本件内部で検討して、後日回答します」との返答がありました。
図書館の副責任者にして、このような問題意識のなさ、お粗末の対応です。
日教組に支配された小中学校では、この有害図書「はだしのゲン」が図書館に置かれ、全国の小中学生の目に触れていると思うと空恐ろしいことです。
私は豊島区長に上記内容の手紙を書くことにしました。
皆さんも「はだしのゲン」第10巻(714円)をインターネットから購入し、各自治体に抗議しま
せんか。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
調布中学3年生の時の担任のK先生はばりばりの日教組でした。
K先生は、ホームルームの時間になると、「戦前、日本兵は、天皇陛下万歳と叫び、敵軍に突撃し、死んでいった。日の丸の赤は流血の象徴であり、君が代は天皇賛美の歌で決して許されん」と涙ながらに訴えていました。
私は、K先生の激高する姿と声が今でも脳裏に焼き付いています。
私は、人の意見は素直に受け容れ、純粋なタイプの私は、本来ならK先生に同調し、日教組の思想に同調する筈でした。
しかし、K先生に何か違和感を覚え、すんなりと受け容れることができませんでした。
その後大人になり、日本軍のことを勉強をすると、自分の感覚が正常だったことを再認識しています。
K先生は純粋な性格で激情タイプですが、自分の偏った思想信条を何も分からない子供に教え込むことは、教師としてはあるまじき行為で、失格と言えます。
日教組のこのような偏った思想信条を今でも多くの小中学校の教育現場で教えられていることを思うとぞっとします。
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