「マーキュリー通信」no.2303【ワンポイントアップの経営術-80「ラーメンチェーン店の日高屋のビジネス・モデルに学ぶ」】
私はラーメンが好きで、頻繁にラーメンを食べます。行列のラーメン店にも出かけますが、次に行きたいと思うラーメン店はほとんどありません。
私が行くラーメン店の7割方は日高屋チェーンです。日高屋のラーメンの価格は390円(大盛りも同じ)ですが、私の子供の頃のラーメンの価格は35円でした。
当時と比べ物価は10倍程度に上がっているので、日高屋のラーメンの価格がリーズナブルなわけで、他のラーメン店は概ね600~800円であり、高いイメージです。
従って、これと差別化しなければならないのですが、これを超えるラーメン屋はほとんど見つかりません。
唯一、太陽のトマト麺だけです。こちらのラーメンは、トマト仕立てのスープで、麺もスパゲ
ッティ風で、イタリアンラーメンといった感じで、合格点です。
先日も、地元北大塚のラーメン店「汁なし破顔」を食べました。
名前通り汁がないのですが、麺がまずく、つゆが脂っこく、食べ終わった後、気持ち悪くなるほどでした。
「汁なし破顔」という店名ですが、まさに僕の顔は「破顔」状態でした(-"-;」
日高屋のラーメンと対抗するには、ランチェスター戦略の弱者の戦略で勝負すべきです。即ち、日高屋にない味、即ち、前述の「太陽のトマト麺」のように全く異なる味で勝負すべきです。
もっとも、「汁なし破顔」も私は二度と食べませんが、人の好みも千差万別、にっちで行けばOKかもしれません。
但し、顧客リサーチだけは絶対必要です。
◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆
八重洲地下街にいついっても長い行列のつけ麺店があります。私も1度食べに行ったことがあります。しかし、麺が私に合わず、汁がまずまず、2度と行こうとは思いませんでした。人の味覚は千差万別だと実感しました。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
| 固定リンク | 0
« 「マーキュリー通信」no.2302【ワンポイントアップのコミュニケーション術-116「自分の言いたいことを一方的にしゃべり続ける人は自分の言いたいことの半分も伝わりません」】 | トップページ | 「マーキュリー通信」no.2304【速読法があなたの人生を変える!-8「速読法のお陰で年間読書目標500冊を達成!」】 »
コメント