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2014年2月 6日 (木)

「マーキュリー通信」no.2330【人生に勝利する方程式-100「1勝9敗の人生を生きる」】

ユニクロの柳井正社長は、2003年11月に柳井社長が54歳の時に「1勝9敗」という本を世に出しました。

人生で失敗はつきもの、多くの失敗を恐れるな、失敗を糧として成功を手にせよ。数多くの失敗が人をたくましくさせ、大きな成功を手に入れる力となる。わずか1勝の成功が、他の9敗の失敗を超える大きな成功となる。柳井社長もそういう人生を歩み、ユニクロという新たな業態で不動の地位を確立しました。

この「1勝9敗」説に私も賛同します。私も数多くのチャレンジをしてきたので、多くの失敗も

してきました。

私の人生で大成功と言えるのは、一橋大学商学部現役合格、三井物産㈱入社、そして、三井物産在籍中にテレマーケティングの新会社もしもしホットラインの創業及び経営基盤を作ることではないかと思います。

ただ、その9倍の数の失敗をしてきました。矢折れ、刀折れ、ぼろぼろの状態になったときもありました。しかし、それらの失敗は私にとっては自ら戦ってきた勲章と思っています。

先日、松井証券代表取締役松井社長と面談した際に、「1勝9敗」が話題となりました。

松井社長は、「9敗1勝」説の方がベターであると主張しています。数多くの失敗があり、その延長線上に成功があるのだと。最初に成功すると、人間は有頂天になり、失敗を数多く重ねることになる。この「9敗1勝」説に私も即同感し、話が盛り上がりました。

私自身、三井物産を退職したのが17年前でした。三井物産退職後に、三井物産の看板の大きさを嫌と言うほど感じています。

過去17年間でまだ大成功をしたという実感が湧きません。その間数多くの失敗を重ねてきました。しかし、失敗の中から、いつの間にか三井物産の看板に頼らない自らの実力を身につけてきた手応えを感じています。実力が身につくにつれ、収入も上がってきます。

今、年商10億円企業10社輩出プロジェクトと私自身もベンチャー起業家として「年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けシェアハウス」の2大事業を同時併行的に進めています。

この2大プロジェクトも、だんだん実体を伴ったものとなってきました。人の実力は看板では

ない。己自身の努力精進の賜物であることを身をもって感じています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

シリーズ「人生に勝利する方程式」も100回目となりました。シリーズで100回を達成したテーマとして、「奇人変人の異見」、「私のコミュニケーション論」、「ワンポイントアップの仕

事術」、「誰でもできる超簡単健康法」に続いて5つ目です。

シリーズは全部で50ほどありますが、最初から100回を狙ってスタートしたものはありません。

メルマガは自分がひらめいたキーワードをキーボードに指を乗せると、文章がすらすらとでてくるので、無理のない形でつれづれなるままに書いています。

従って、途中で連載が止まったものや、復活したものなどいろいろです。つれづれなるままにメルマガを書いているので、キーワードが湧かずに、キーボードに指を乗せても文章が出てこなかったときが、メルマガを止めるときだと思っています。

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