「マーキュリー通信」no.2338【ワンポイントアップの経営術-84「人件費を戦略的経費とみる」】
コーヒーチェーンのスターバックスが800名の非正規社員を正社員に切り替えることを発表しました。正社員数は現在1600名なので合計2400名となります。
スターバックスは、これから人手不足が益々深刻化していく中で、優秀な社員確保のために、この人件費を戦略的経費と捉えています。
スタバでは、アルバイトでもいつもお客様中心に考え、いかにお客様に喜んで頂けるかを考えたストアオペレーションを実践しています。従って、スタバの正社員化の動きは理解できます。
さて、中小・ベンチャー企業の場合、従業員のコストを単に人件費と考えていませんか?
中小・ベンチャー企業の場合、ぎりぎりのところで人繰りをしています。従って、経営者の明
確な経営方針の下に、社員をどのように戦力化して経営を行っていくかが重要です。
会社に不満を持って辞めてしまうと、その穴埋めが大変です。新たに採用する社員は、又、一から教育しなければならないので大変です。
会社を成長発展させていくときに、増員が必要となってきます。増員の際、当然会社の明確な事業戦略の下で人員増を考えます。どの部門でどれだけの増員が必要なのか検討します。
つまり、人件費を戦略的経費ととらえるということになるわけです。
その際、一番大切なことは、従業員を大切にする思いを社長が強く持っているかどうかです。
これなくして会社の成長発展は望めません。
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