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2014年2月23日 (日)

「マーキュリー通信」no.2341【Bob Sugayaのワンポイントアップの英語術-30「和製英語をできるだけ原音に忠実に発音しておく癖をつける」】

日本にはたくさんの英語、和製英語が飛び交っていますが、発音も統一基準が明確でなく、勝手に一人歩きしているケースも多いようです。

例えば、warはウォーと発音しますが、大半はワーと日本語に置き換えています。

Wardrobe,Warner,award等がそうです。但し、Warやwarmはウォーと発音します。Walkmanは商品名ですが、ワークマンとは発音しません。

又、worはウォーと発音せず、ワーと発音することが多いです。こちらはワーの方がより原音に近いです。

work,word,worm,worship等は皆原音に近いウァーと発音します。

日本語となったこれらの英語は、私は、日本語は話すときはスペルを意識しながら話すのでスペルを間違えることはありません。
又、英語を話すときは、最後の"r"を意識しながら発音する癖をつけています。これをしないとnative speakerに通じづらくなります。

一方、米国西海岸では、最後の"r"が入らないオーは、アーと発音するので戸惑います。

laundry,walk,law,raw,caught,boughtは、それぞれ、ラーンドリ、ワーク、ラー、ラー、カー

ト、バートと聞こえます。

相手がカリフォルニア州出身者の時、もしこのような発音をしたら、オーをアーと発音していると思えば、戸惑わなくても済みます。

我々日本人だって、「違いない」のことを「ちげえねえ」と発音したりすることがあるので、

そう思えば合点が行きますね。

日本もそろそろ原音にできるだけ忠実な表記をするように文科省が主導権を握って帰って行くべきと思います。そうでないと国際社会から英語教育で益々取り残されてしまいます。

例えば、vはヴィ、従って、visionならヴィジョンです。メールもメイルと表記するようにした

らいかがでしょうか。

日本人は起用なので、過渡的に混乱はあると思いますが、文科省の決断に期待しています。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

豪州では、dayをダイと発音します。

I'm going today.はto dieに聞こえるので、最初ビックリする日本人もいると聞きます。

尚、I はアイと発音するので、この違いを現地人はどのように使い分けているのか不思議です。

私もシドニーに出張したときに確かにeightをアイトと聞こえるので、聞き取りづらかったこと

を覚えています。

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