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2014年2月28日 (金)

「マーキュリー通信」no.2347【ワンポイントアップの経営術-85「既に起こった未来を認識し、自己変革していく」】

「既に起こった未来」は、ピーター・ドラッカーの名著「イノベーションと企業家精神」に出

てくる有名な言葉です。

例えば「年金崩壊」は、20年前以上から言われていました。そして、現在年金は事実上崩壊し

ています。ピーター・ドラッカーは、これを「既に起こった未来」と定義しています。
官僚、政治家はその間小手先対応しかやってきませんでした。現在でも何ら根本的な解決策を

見いだせないまま年金崩壊の道へと突き進んでいます。

しかし、経営者はこれでは務まりません。経営者は、「既に起こった未来」を認識し、自社に

あった将来ビジョンを描き、事業戦略を構築していくことが必要です。

私の場合、1997年5月に三井物産を退職しました。当時は、インターネットという言葉がやっと認知されてきた時代です。
今後、パソコンは、スタンドアローンの時代から、ネットワーキングの時代になるだろうと予

測されていました。

私にとっての「既に起こった未来」は、インターネット時代の到来です。その為に、私は当時

40万円もしたNECのノートパソコン(ValueStar)を購入しました。

更に、パソコンを短期間でマスターするために、パソコンスクールに40万円支払って通いました。

今、パソコンを自由自在に使いこなせるのは、この時の先行投資のお陰です。もし、その時自分に投資していなかったら、今頃パソコン音痴で時代について行けなかったことと思います。

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