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2014年3月 3日 (月)

「マーキュリー通信」no.2349【奇人変人の異見-223「消費増税は中小企業にはベアノー3苦ス」】

いよいよ来月4月1日から消費増税となり、企業側でもその対応策をどうするかで頭を悩ましているようです。

特に、中小企業では、消費増税を価格に転嫁することは、業種によっては厳しいところも結構あるようです。政府がいくら価格Gメンを臨時増員して、価格転嫁がスムーズに行くようにしても、あの手この手を使って水面下での駆け引きで消費増税転嫁を逃れる動きはあるようです。

一方、今年の春闘では、ベアを政府自ら経済界に要請するという特殊事態となっています。しかし、大半の中小企業ではベアをする余裕はなく、精々一時金対応で凌ぐのがいいところだそうです。

よって、今回の消費増税は、中小企業にとってはアベノミクスではなくベアノー3苦スとなり

ます。

ベアノー3苦スの3は3%増税の3と3苦とは三重苦、即ち価格転嫁困難、ベア困難、従業員のモラール低下となります。

そて、「ノー3苦ス」は消費増税は中小企業にとり「ノーサンクス」の意味でもあります。

これまで何度も消費増税は景気の足を引っ張るので絶対に見送るべきことを主張してきましたが、消費増税による消費不況がいよいよ現実のものとなってきました。

他に安倍首相に代わる首相候補がいないだけに、この政策失敗で、安倍政権が退陣に追い込まれないことだけを、切に願うだけです。

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