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2014年3月 4日 (火)

「マーキュリー通信」no.2350【奇人変人の異見-224「東京オリンピックに向け正しい英語表記の推進を」】

東京オリンピックに向け英会話ブームが起きています。都知事も推奨しています。

さて、日本人は10年間も英語を勉強しても、英会話が苦手な人が多いです。その原因の一つに和製英語の氾濫と統一のとれない日本語表記にあると思います。

東京オリンピックの前に、文科省が日本語表記の統一基準を作ったらいかがでしょうか。何でも官僚規制が好きな日本にしては、珍しい現象です。

英語の日本語表記の基準は、「できるだけ原音に忠実」が原則だと思います。

まずはできるところからやったらいかがでしょうか。

第1段階:
・メール→メイル、ページ→ペイジ等「-」と伸ばす表記を原音に忠実に「イ」に変える。
・「w」の表記は、「イ」→「ウィ」に統一する。例)サンドイッチ→サンドウィッチ等
・「v」の表記は原音に忠実に、ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォとする。例)ヴィクトリ
・「ti」の表記は、ティとする。例)ティーム

第2段階:同じスペルの英語の表記をより原音に忠実な表記1つに統一する。
例)オードリー・ヘップバーン、英語の発音表記ヘボン式→オードリ・ヘボン
  セカンド、セコンド→セコンド
※オードリーは、実際には最後のリーは伸ばさず発音します。従って、オードリがより原音に近い表記です。又、boyもボーイでなく、ボイです。

※ping pong, Hong Kong, King Kongをどちらにすべきかは思案の暮れどころです。私は、キン

グコングの最後のグは小文字表記が良いのではないかと思います。実際に発音するとき、「グ」をはっきりと発音しないからです。
 
第3段階:有名人の表記はできるだけ原音に忠実に表記する。
例)Lincoln:リンカーン→リンカン、Roosevelt:ルーズベルト→ローズヴェルト

第3段階:外国人、外国地名の表記はできるだけ原音に忠実に表記する。
例)習近平:シージンピン、毛沢東:マオツェタン。
最近は韓国朴槿恵大統領をパククネと発音していますが、その傾向が出てきたようです。

第4段階:rとlの区別等日本語にない発音の表記
「こうすれば速く覚えられるTOEICテストの英単語」(池田和弘著、日本実業出版社1680円)では、realの表記を、「r」の前に小文字のウを入れ、「l」と区別しています。
尚、la,li,lu.le.loはラリルレロと表記しています。「r」より「l」の方が、より日本にラリ

ルレロに近いからです。
更に、同書では強く発音する部分を太文字にしています。

第5段階 英会話がより速く身につけることを前提に、更に英会話表記を原音に忠実に再現する。
・英会話で頻繁に出てくるer,ar,or,ir,urの「r」の表記方法。これは最後に小文字のルを入れ

れば良いのではないかと思います。
更には、日本語にない発音「th」の表記。

上記のように5段階に分けましたが、小学校までと、中学校、高校、大学とそれぞれ段階的に原音に忠実に表記することにしたらよいと思います。これは有識者で検討したらいかがでしょうか。

目的は、いかに日本人が英会話が上達し、国際化に生きていけるような人材輩出です。

◆◆◆◆◆◆編集後記◆◆◆◆◆◆◆

カラオケで私はビートルズに歌をよく歌いますが、英語に併せて、日本語表記が出ています。

しかし、良く間違いがあり、見づらいので、私などはハズして欲しいと思っています。

又、英語は、子音の後の母音はliasonといって、音が重なります。英語の歌はほとんどliasonが働きます。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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