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2014年3月 7日 (金)

「マーキュリー通信」no.2353【ワンポイントアップの経営術-86「差別化戦略が明確でないと衰退していく」】

回転寿司チェーンでかつて業界トップだったカッパ寿司の閉店が止まらず、凋落傾向が続いています。やむなく業界3位の元気寿司と業務提携することとなりました。

カッパ寿司の凋落傾向は明白でした。「安かろう、悪かろう」でした。ネタに新鮮みがなく、

おいしいとは言えなかったわけです。

この点、トップに躍り出て、躍進を続けるスシローと比べ明らかに差別化戦略で劣っていました。スシローはネタにお金をかけ、最大原料費に50%をかけていると言われています。

これは競争戦略で著名なポーターの差別化戦略に当たります。

カッパ寿司の凋落の別の原因として、こちらを取り仕切っているF社の存在があるといえます。

F社はとにかく業者泣かせで、いつも高飛車な姿勢で業者から反感を買っています。当然、カッパ寿司の凋落と共に、カッパ寿司離れが加速化していきます。

カッパ寿司の凋落は、企業の栄枯盛衰に大きなヒントとなります。お客様のニーズに耳を傾け

ず、合理化によるコスト削減に走った結果、お客様から見放されることになりました。

差別化戦略の基本は、お客様のニーズに耳をかたむけるという事です。

お客様のニーズも時代の流れと共に変わっていくわけです。そこを読み違えると企業の成長に

ブレーキをかけることになり他山の石の良い例と言えます。

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