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2014年3月 8日 (土)

「マーキュリー通信」no.2354【年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けシェアハウス-8「人生50年働く時代に」】

ドラッカーが生前人生50年働く時代を予測していました。

事実、70代でも働いている人は多数います。

我々団塊の世代は、今年全員65歳以上になります。しかし、まだ元気で働く意欲のある仲間は多数います。

年齢だけで労働市場から追い出してしまうのは国家的損失です。彼らが元気で働くことができれば年金財源が楽になります。

役所は、月収いくら以上働くと年金を減らすという労働意欲を喪失させる制度があります。年金を減らすのではなく、その分は将来いざという時の為に政府が一時的預かる制度にしたらいかがでしょうか。そうすれば年金支給額削減などとしけたことを考えずに気持ちよく働くことができます。

私が企画推進中の「年金程度で暮らせる心身共に元気な高齢者向けシェアハウス」「ユートピア館」のターゲットはアクティブシニアです。まだ働ける人には働く場所を提供します。

人間は、世間から必要とされ、世間との接点を持っている限り、認知症になる確率はぐんと減ります。

私は、今のような老人を隔離し、認知症老人生産工場のような制度には反対です。社会保障制度を充実させることで国民負担を増やすことより、働く意欲のある自立型高齢者が働ける場をできるだけ提供することが、21世紀型の政府、民間も含めた福祉社会と考えています。

「ユートピア館」がその一助になればと思っています。

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