「マーキュリー通信」no.2355【ワンポイントアップの経営術-87「グロースハッカー・マーケティングが今後注目される」】
グロースハッカー(growth hacker)・マーケティングとは最近注目されている新しいマーケテ
ィングの手法です。
ハッカーという言葉は、日本ではネガティブに捉えられていますが、元々の意味は「高い技術力を駆使して、課題を解決する」という意味です。
従来のマーケティングの発想は、「自社製品の売れる仕組み作り」でしたが、グロースハッカー・マーケティングでは、全く逆の発想です。
つまり、顧客はどういう商品、サービスを求めているかという視点から入っていきます。ここ
ではPMF(Product Market Fit)というコンセプトが重要です。
そのツールとして、ブログ、Facebook、ツイッター、メルマガ等のIT技術を駆使して、顧客ニ
ーズをリサーチしていきます。
グロースハッカー・マーケティングでは、ある一定の普及率の後、急速に売上が伸びていくポイントがあります。これをティッピング・ポイントといいます。
グロースハッカー・マーケティングは、資金力のない中小企業でも可能です。
尚、グロースハッカー・マーケティングは、インターネットマーケティングに限らず、通常の
リアルビジネスでももちろん可能です。
詳しくは、「グロースハッカー」(ライアン・ホリディ著、日経BP1260円)がお勧めです。
又、ティッピング・ポイントを詳しく知りたい方は、「ティッピング・ポイント」(マルコム
・グラッドウェル著 飛鳥新社1785円)をご覧下さい。
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